前回ご紹介した
モンフォール=ラモーリー (Montfort-l’Amaury)
地図でいうとイル・ド・フランス、イヴリーヌ県、
パリの西にあるヴェルサイユのさらに西へ行った方
という位置感。

わたくしたちの見た限り、この町はパリ郊外
とはいえ、ちょっとなかなかに民度高い町であった。
パリの郊外というのは本当にピンキリで、
ここはまじにフランスなのか??というほど
ハードな移民町やまあ刺激はないが普通くらいに
平和な方かな、とか、おやまあ結構スノッブ寄りじゃあ
ありませんか!などなど本当に細かくわけていくと
いろいろある。それは自分で訪れてみて肌で感ずるのが
わかりやすいだろうか。
で、モンフォール=ラモーリーはモーリス・ラヴェルが
住んでいたからかどうかはわからないけど、小さいわりに
なにげに古きよき雰囲気あるフランス感ベースに
シック感漂いお店もオシャレめ、物価もやや高め。
イメージ的に西のノルマンディーのいけてる町的な。
(ノルマンディーは北)
さらにこのいけてる響きの町の名は領主アモーリー1世に
由来するとか。数年前会ったダンナ同業者のすこっぶる
賢そうな息子さんの名前がアモーリーといって、私はその時
そんな名前をフランスでも初めて聞いて、何度か聞き直し、
ダンナはダンナで、渋くてかっこいい名前だなあなんて
感心してたんだが古風な大名またはナイト風の
名前だったということだろうか。















町中をぷらりとお散歩して歩いて、
小腹がへった。町の規模のわりにレストランは
ちょいちょいあるものの食べたいお店が特に
なかったのでフロマジュリーで買ったチーズや
パンをベンチでつまむタイム。
こういうこと各地でよくおこなうため日本から
ウェットティッシュ持って帰っておくとまじ安心。



そしてもひとつ素晴らしき見どころ、
モーリス・ラヴェル博物館の前の丘にある、
アンヌ・ド・ブルターニュゆかりの古い古い
歴史あるモンフォール城のダンジョン跡がとても
ドラマチックで素敵です。

町を見下ろしながら風に吹かれてナウシカ気分
大満喫me&danna。自宅まん前だけに
ラヴェルもここよく来ていたにちがいないと空想イイネ♡










