台湾にいるとたまに日本語を話す年配の方に
お会いします。そのたびに
「えー??日本語??すごーい!」
といちいちびっくりしますが、それは日本が
台湾を1895年から1945年まで統治していたからで、
少々単語がわかったり話せる方が結構いる。
今回の私の台湾南方・台南訪問最たる目的はその
日本統治時代のレトロな建造物などを見に行くこと。
1932年に山口県出身の林さんによって建てられた
はここ数年、偶然手にとる書物や偶然読んでいる
エッセイなどで目にするたびに
「あーもうとにかく必ず見に行かなきゃ」
と何度も思っていた場所。
とりあえずほろほろした豚のあばら肉ののってる
排骨麺(バイクー麺)食べて腹ごしらえ、
そしたらダンナが沖縄のソーキそばにそっくりだと
いうから、あら本当だ、距離近いから食の雰囲気
似るのかしら、なんておしゃべりしつつ、ひたすらに歩く。
もう、台南はとにかくとにかく歩きまくるのが楽しい町。
そしてちょっと「台南の銀座?」
みたいな大通りの多いエリアに着いたら、
すっごく何食わぬ顔して佇んでいた、ハヤシ百貨店!
斜め横には聖闘士星矢の神殿か?
てな具合のこれまた威厳あるレトロ建築、
土地銀行。
林百貨店の自慢の(創業当時はやったらしい)
エレベーターにて速攻最上階→屋上へ向かうと
土地銀行やら周辺パノラマ一望可能。
今回の台南旅のなかで、いちばん外国人らしき
観光客をたくさん見かけたのがここなので人気あり。
屋上真下の階にあるカフェにしてしっぽり
タピオカミルクティータイム。
さてさて、ではではショッピング開始~
と、買い物嫌いのダンナをしばしカフェに置き去りにして
はりきって各階拝見、しかしながら、商品ラインナップ
がいうほどイケていないという事件!そのわりに値段は
日本で言う「ルミネあたり」のプライス設定。
個人的にはもうちょっと現地ならではの
工芸、民芸品や中華ならではなアイテムもプッシュして
ほしいところですが、いまいち観光の土産屋と、
都会的ハイセンス風な店を目指したい部分が折り合いつかず
中途半端な印象でした。でも空きビルだった状態をここまで
修復して蘇らせてくれた台南市には感謝いたします。(なに目線だ?)
とにかく書物の中で読んでいた林百貨店ナマで見れて私ってラッキー。
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