名所旧跡を訪れながら日本の歴史や古き文化を
学ぶのが大好きらしいダンナ、最近はなんか
そういった試験とかも受けるのが趣味とかで
専門的勉強まで始めたりしてもうとにかく、
ま!じ!め!私より日本のこと詳しい部分も
ガンガン芽生えちゃっているからお恥ずかしい
かぎりだなあ~、なんていいつつ、ダンナが
フランス人のわりに日本のこともだいぶ
詳しいのは二国間行き来する生活者には
ひたすら便利でしかない。
進化系21世紀型ネコ型ロボットならぬ、
西洋夫であるとしよう。
浮世絵研究もそのお勉強の一環らしくたまに
一緒になって「へーこんなんあるんだねー」
と参考書など見たりしていて、ある日我々、
歌川国芳[うたがわくによし](1797年~1861年)
の作風ってダイナミックでツボだなと気づいて、
それからちょっととってもファン♡
偶然、福岡に舞い降りたら福岡市博物館で
がもれなく開催中!これもういくしかなーいーー
と、バスに飛び乗って、、やってきただ。
(福岡はバスが便利そう)
ドジャーン
時に妖艶、時にキッチュ、はたまた
残酷からぶっとんだユーモアセンスはじけた
国芳からその弟子たちの不思議な世界観が
存分に満喫できます。
私は感性で巡るからあんまり得意じゃないけど、
ダンナは音声ガイドで丁寧に説明聞きながら
まわるのが好きらしい。この特別展のナレーション、
俳優さんがやっててすっごくおもしろかったとか!
あとこういうときのために自前のボーズの
ヘッドフォンは日本語の音拾いやすいからって
必ず持ち歩いている。
風呂上がりのダンナ風↓
月岡芳年の
「見立多以尽みたてたいづくし: 洋行がしたい」
というタイトルとチェックのおシャツがすてき♡
おもわず笑みがこぼれまくるオモシロキャラから、
残忍でしかない鬼婆伝説コーナーなど、
ダンナと「まじでうける!」「やばいハードすぎる!」と
話題沸騰になったりする場面も多々ありましたが、
個人的に好きなのは、ちょっとオリエンタルなのが
オツな九尾の狐と班足王
月岡芳年45才頃の画
「東名所墨田川梅若之古事
あづまめいしょすみだがわうめわかのこじ」
人買いにさらわれた12才の美少年梅若丸が
病気にかかり命を散らす場面だそう。
ドラマチックで儚いかんじがどどどつぼ。
とりあえずかなり長い時間じっくり
いろんな作品に見入ってとてつもなく
楽しい時間をすごしたme&danna。
いつかリッチになったら浮世絵のひとつでも
買ってお家にかざりたいねー!と、また
ちょっとした夢が増加したのでした!!
国芳ファミリーフォーエバー!
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