日本からスペインやポルトガルへの
直行便はないので、これって日本から
来てたら時間かかって大変そうだな、と
そのあたりを旅するときは毎回おもう。
ポルトガル領だけどほぼほぼモロッコ寄りの
マデイラ諸島もそういう意味で日本からみたら
なかなかの遠方。
でもパリから行くぶんには所要時間3時間~4時間
なのでまだだいぶいい。行きは「ポルトで一時停止」
だったのでちょっとくたびれたけど帰りは一時停止なし
でパリまで直行だったのでラクでしたそれは
ちょうどここ数年移動がとてもやりやすくなった
東京⇔石垣島の気分にちかい。
というわけで勝手に大西洋の石垣島こと
マデイラ諸島、この島の有名な絶景スポットの
ひとつ、ピコ・ド・アリエイロ pico do arieiroへ。
標高高く風がとにかくびゅーびゅーで
ウィンドブレーカー的な羽織り物は絶対必要。
ちょっとしたトレッキングもできる所なのだが
険しめの山だしなにより突風がすごすぎて足を
踏み外すレベルにてギブアップ。
ちなみにマデイラは本当にどこもかしこも
ジェットコースター的な険しい山と坂世界で
「なんならいっそロープウェイで移動したら?」
とか、車乗っててさえも「わーなにこの急こう配~!?!」
というかんじなのだが苦しすぎる自転車トレーニングに
夢中のダンナは数日後このピコ・ド・アリエイロに再び
チャリンコで戻ってくるというマニアックな苦行を
なしとげていた。ダンナの口癖はいつだって
「ぼく、チャレンジが好きなんです、フフ♪」
ところでダンナは毎朝私の寝ている間にチャリンコで
散策に行っては自分が見つけた素敵スポットに
後々また車で私を連れていってくれるという
ことを結構してくれました。
この絶景断崖絶壁カフェもそんなスポットのひとつ。
下は海~!
と叫びながらなかなか早めの時間に
ポンチャなる現地のアルコール度数強めのお酒を
飲んで浮かれるヨメと堅実に100%生搾り
オレンジジュースを飲むフランス人夫。
パスティシュ・デ・ナタという名物エッグタルトは
フランスでいうパン・オ・ショコラみたいな気分で
必ず毎日一個は食べる。
や、行く先々でなんなら食べる。
マカオなんかでもよく食べたな
あそこ昔ポルトガル領だったから。
次に訪れたのは海辺の小さな町。
お散歩しながらマデイラ的お土産さがし。
どこもこざっぱりこぎれいで、ポルトガル人、
じつにフランス人よりだいぶ清潔衛生意識高いかも
とよくダンナと語る。どこが絶対いいとかだめとか
もうこの年になると言わないけど、いろんな国を
いろんな意味でいろんなことと比べながら観察して
まわるのが世界的趣味になっている。
アーモンドなどナッツや豆類は種類豊富でかなり
リーズナブル、なのにそこまで爆買いしなかったことを
今更後悔ナウ。
パリに比べたらやっぱ物価すごく安いのだ。
やたら素朴な味わいの色とりどりのキャンディも
お土産におすすめ(・´з`・)
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