ドライブ中、移動中になんとなく口さみしく
なにかと飴をなめがちなme&danna、
おいしそうなキャンディとか
みつけるとよく買ってしまいます。
最近の大ヒットキャンディは、、
幽霊子育飴(ゆうれいこそだてあめ)
というレベル高いネーミングのキャンディ。


京都市東山区松原通の六道の辻近くにある
「みなとや 幽霊子育飴本舗」という飴屋さんでゲット。
伝説によると、1599年、妊娠中に亡くなった女性が
埋葬されてから出産?した赤ちゃんのために幽霊となって
毎晩ここに飴を買いに来て与えていたらしい、とのこと。
その後その赤子は墓場から助け出され、幽霊は飴を買いに
こなくなったことからつけられた名前であるらしいという
素敵なファンタジックストーリー。
ついでにその子は後に成長して立派な高僧になったのだとも
お店のマダムから聞かせていただきました。
だからこの飴食べると立派な大人になれる説も。
味はなんともいえぬ素朴でやさしいお味。私は琥珀の
ようなビジュアル、カッティング、きれいな天然石
見てるみたいな気分が好き。







「みなとや 幽霊子育飴本舗」のすぐ前には
平安末期に栄えた平家一門ゆかりの地といわれる
エリアにあり平家の興亡を見守りつづけた
六波羅蜜寺 (ろくはらみつじ)がオーラを
放って佇んでいます。
この寺院の見どころは悪疫退散を祈りつつ歩く
姿がリアリティあふれる 木造空也上人立像

「奢れるもの久しからず」を地でいった
ちょっと不気味な平清盛坐像。いずれも写真は禁止なので
本の写真を拝借。

平家といえば、昨日ご紹介した
童門冬二の本をたまたま3月23日に
読んでいたら3月24日((西暦だと1185年4月25日))は
壇ノ浦海上で源氏に迫られた安徳天皇と祖母平時子が自害した
日だと書いてあったので日付的に不思議なめぐりあわせと
おもいながら翌日はちかくの神社などでふたりのために
お参りしました。幼い子供が海に入って心中を強いられる
というのは時代がいつでもきつい話だなとおもう。




ちなみに、六波羅蜜寺はかわいいおみくじも取り扱って
いますのでこの日はダンナ、牛ちゃんをひく。

牛ちゃん内部にあるおみくじをあけたら、、
ラッキー!大吉!
うきうきとメッセージを読んでてひとつだけ
ひっかかったのは・・
「旅行 よし 連れの人に注意」
「連れの人」って、、、=私!?( ゚Д゚)
読みながら訝しむダンナにじっと見つめられたのは
いうまでもない



ティータイムは、レトロ感がいいかんじ、
三条京阪駅ちかくにある「六曜社」へ。
六波羅蜜寺やら六曜社やら「六」がつながる。





すべて手作りというパウンドケーキ、ロールケーキ、
ドーナッツを全部たいらげて夕方はさらに餃子をつまむ。
うるわしき貪欲な日本デイズ。



