最近パリで最後にした外食は、
たしかマルヌ川沿いにある以前ちょいちょい
ダンナと通ってたベトナム料理のレストランだったはず。
年々物忘れがものすごく酷いため写真におさめておくと
翌朝にはすべて吹っ飛ぶ記憶が蘇りやすくて
デジカメや携帯カメラにはお世話になってばかりである、
というかこれらがないと記憶が思い出せない。
この日は私はトムヤムクンヌードル、ダンナはお肉。(アバウト)
ちなみにこのお店はパリ東部から南東部を流れる
マルヌ川沿いにあって、この近くに住んでいた頃は
マルヌ川沿いをひたすら黙々ウォーキングというのを
よく行っていて、ダンナとの合言葉は
「ちょっとマルヌってくる、マルヌろうか」
などであった。ある日のプルーストのマドレーヌ現象、
ふとマルヌ川のことを猛烈に思い出したのは、
京都、桜の名所としても名高い哲学の道を
そぞろ歩いている時。Philosopher’s Walk
いやーここずいぶんマルヌ川の気分にかぶるね~
と言いながらひたすらにウォーキング。
哲学の道は琵琶湖疏水分線に沿った歩道で、
私はウォーキングやジョギングにはなんとなく
たっぷりの緑に囲まれる川や湖、はたまた城の
お堀周りなんかが極めて理想とおもう節があって
住むならそういうのが周りにある環境がいいなと漠然とおもう。
哲学の道をまっすぐに歩き続けると
南禅寺があるのでお参りに。実に絵画のように
ゴージャスな佇まいにごくりと息を呑む。
すぐちかくにあるレンガアーチの水路閣も
見るたびにファンタジーな白昼夢を見ているような
錯覚が起こる素敵な場所。私ってそもそもレンガ好きかも。
うっとりしながらも歩きすぎて
突如の空腹の波におそわれ生まれて初めて
「餃子の王将」で餃子を食べた。とてつもなく画期的!!
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