京都の東山、蓮華王院(三十三間堂)
すぐ向かいにある養源院(ようげんいん)という
小さなお寺にはなかなかディープなストーリーが
秘められている。
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC00597blog.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC00599blog.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC00600blog.jpg)
時は1594年、豊臣秀吉の側室の淀殿が
父の浅井長政、祖父浅井久政らの
供養のために創建したというのが始まり。
淀殿の母上は織田信長の妹お市の方で、
父長政が信長と決裂し織田軍との戦いに敗れて
自害した後、母お市の方と淀殿を含む三人娘たち
はハードな戦国の世の運命に翻弄されていきます。
淀殿自身ものちに秀吉との間の息子(といわれる)
豊臣秀頼とともに自害に追い込まれ、最終的に共に
ここで菩提を弔われたとのこと。
その歴史的ストーリーだけでも十分ドラマチック
なのだけども更に、このお寺の廊下の天井には、
「血天井」なる、伏見城落城の際に自刃した
武将たちの血のしみた板が今でもバッチリ見られる
ことでも有名です。早速中にお邪魔して見学すると、
お寺のマダムが長い棒で血天井を指し示しながら、
自分には血の形が武士の倒れている姿に見えるとおっしゃり、
他の見学者みんなで顔を見上げながら、あーーー見てたら
なるほど確かにすっごくそう見える~!(写真はNGだからなし)
と盛り上がった、
「でも私にはそう見えるんだけど、住職(ダンナさん)に
それ言うと変な事いうなっていつも怒られちゃうの♡」
などなど色んな楽しいお話をしながら案内して
くださいました。それからもうひとつ見どころは
江戸時代初期の画家俵屋宗達のゴージャスな襖絵が
たっぷり楽しめること!ダンナはこの時期ちょうど
俵屋宗達について勉強中だったからすごく貴重な瞬間。
とりわけ最強なのは2頭の白い像が迫力満点の「白象図」
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC00602blog.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC00601blog.jpg)
すごくダイナミックでかっこいいので
絶対ナマで見るべし襖絵。
西洋みたいに絵画やら調度品ゴテゴテ飾らないけど
日本の昔の家には襖にとびきり素敵な絵を描くという
強みがあったのね~とふたりでうっとり感心。
小ぶりながらもかなり穴場感溢れる素敵な所で
ダンナと京都のお気に入りスポットに認定(*´Д`)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC00604blog.jpg)
もひとつお気に入りの過ごし方は、、
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02155blog.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02159blog.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02227.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02157blog.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02167blogblog.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02169blogblog.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02168blogblog.jpg)
シュークリームやらお弁当を
携えてしっぽり京都御所散歩。
毎日がうれしくって跳ねちゃうダンナ↓
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02160blog.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02161blog-1.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02158blog.jpg)
京都御所は名前が仰々しいけど
東京で言ったら気持ち的に代々木公園みたいな
雰囲気で皆お散歩したりベンチでのんびりしたり
子供遊ばせたり犬の散歩したりと市民の憩い場的
雰囲気でとてもよい場所。広大な緑のある敷地は
都市生活においてとても重要だと改めて感じる。
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02224.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02223.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02222.jpg)
それにしても京都いる時は本当に
しょっちゅうお弁当文化のお世話になりまして
毎日ありがたかったです。
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02207.jpg)
あとは毎日絶対欠かさずお豆腐や豆腐製品を
食べていたから今じゃダンナはすっかり豆腐と油揚げのトリコ。
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/1587191048686.jpg)
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02204-2.jpg)
下の写真は行きつけ豆腐屋兄さんが開発したという自分で
自宅でお豆腐つくれるキット、確かマグカップなんかに
移して粉を入れてチンすると凝固して出来立てが
食べれるのだったはず。簡単で画期的!!
![](https://www.franceotoko.com/wp-content/uploads/2020/06/DSC02203.jpg)
![](http://blog.with2.net/img/banner/banner_22.gif)