島根県は温泉の宝庫。二日に一回は
温泉に行っていたような記憶がある。
奥出雲の山々に囲まれた、ヤマタノオロチ伝説で
有名な斐伊川中流に湧くのは出雲國風土記にも登場する
じんわり静かに斐伊川を眺めながら浸かる
露天風呂は実にひなびて、実に渋い。
島根到着初日に速攻で向かったのは
スサノオノミコト神話のロマンに
彩られし地にある
ここはお食事処もあり、温泉系は
丼ものメニューが豊富で、ゆっくり入浴後私の
オーダーしたキノコ丼はリーズナブルなのに充実のウマみ。
小エビの唐揚げ
ダンナのカツ丼も負けていない。
今時パリにも日本食レストランは結構あるけども
ほんとうに値段が倍とかだから、
日本の地方の、昔ながら感溢れるやさしすぎの値段設定は
毎度感謝の涙がチョチョキレでしかない。
地方では温泉のほかに、
道の駅キラーでもある我々、
見つけたら道の駅は必ずチェック。
道の駅 掛合の里 (カケヤノサト)
でいただいた天丼もボリュームたっぷり。
ここでもまたダンナはカツどんである。
この近くにある龍頭が滝は、日本の滝百選に選ばれていて
中国地方随一の名瀑ともいわれている素晴らしく
パワフルな滝が見もの。今まで滝に対してそこまで特別な
気持ちを抱いてなかったけどここの滝は私もダンナも圧倒的な
存在感と土地のオーラにかなり激しく魅了されてしまった。
島根には古代的な大地や水のエネルギーとかパワーを
放つ場所が多いのではないかとしょっちゅう感じた。
写真にはうなるほどきれいな光の粒やラインが
たくさん写り込んで最高!!
「妖精とか龍神様いっぱいうつってるよ!」
と言う度ダンナは
「カメラのレンズの反射ですよウフフ♪」
とこたえる。ふんわりしてるわりに意外と現実主義。
そして美しい物には近づいて触れてみたいって
衝動は誰にでもあるもので、
ダンナは颯爽と滝の裏までのりこんでいった。
宮崎駿のもののけ姫によく出てくるワード
「たたら」をしばしば耳にしたのも島根の思い出。
たたら製鉄の工場跡地もちょっと拝見しにいったけど
閉館直前にてちゃんと見れず。でもこういうところで
鉄が作られていたのがよくわかった。
周辺の水質がいいというのが大事。
自分的にたたら以外の島根の名物は
しじみラーメン!すんっごい好きです。
オススメは湯の川温泉や出雲空港からそう
遠くない場所にある
しじみ以外にも雲丹やらハマグリやら
いろんな海鮮味があってダンナと全種類トライ
したかったレベルのお気に入り。
島根の料理はなにかとオフクロ感というか
愛に満ちていてある日生まれて初めて
「大阪王将」に行ったら焼いてる人の
テクニックが高いのか?やたらおいしくて
ファンになった。チェーンながらも他の店舗とは
味がちがってそうだとダンナとじっくり話し合う。
他にも、地元の方からお野菜をしょっちゅう
お裾分けいただいたりしてそれもうれしかった。
とれたてのタケノコをわさび醤油でいただいた
ときのフレッシュな味わいは実に忘れがたい。
白ゴハンのお供は木綿街道でゲットした醤油こうじなど。
長らく日本にいるとずいぶんと食も日本ナイズされてくる
ダンナだが、フランスを思い出す欧米テーストな
味わいと食感で大好きな鎌倉の超お気に入りパン屋さん
のパンがはるばる宅急便で届いたときには飛び上がって喜び
「西洋風」のガッチリ食べ応えのあるパンを微笑みながら
数日間堪能。オンラインて便利!
次回鎌倉行くときはここのピザを食べに行かなくちゃならない(*´Д`)
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