短期間でもいろんな国に住んでる気分の滞在をしたり、
できるだけ様々な町や土地を訪れてその地の生活感覚を
自分の一部にするというのが好きである。日本では、
各地方に滞在してみると、その地方によって
自分が日常的にフォーカスする視点が様々異なる
ことに激しく気づく。





京都では、じっくり暮らしながら数多くのお寺を
見て回る生活をした。歴史遺産の宝箱みたいな
京都ですからそれはそれはもう想像を絶する
贅沢感と喜び。毎日嬉しくってダンナとよく跳ねた。
そんななかでも一番一等私のお気に入り
と断言したいお寺は、広大な境内を擁する
東山にある古刹
だいぶ前にも訪れているけど、今現在の自分の気分に
一番マッチしたのがここかもしれない。








一歩足を踏み入れると異世界に引き込まれそうになる
通天橋。あまりにも好きで、何度も何度も
行ったり来たり。橋の下は渓谷になっていて、このまま
この幻想的な緑に飲み込まれてしまうのも悪くない、と
おもうほどに素晴らしく美しいモミジやカエデのウェルカムゲート。
ちなみにここは秋には紅葉がまたすごい。




橋の先までいくとクラシカルチャイニーズオリエンタル
風味を醸す内装の常楽庵






このアングルの景色があまりにもきれいで
きれいできれいできれいで好きすぎて
もう何回も倒れそう。花と緑と水の交響曲。









昭和初期の作庭家、重森三玲作の方丈庭園(八相の庭)
は東西南北全く異なる顔を見せる大変魅力的な庭園。






この縁側に腰かけて風に揺られる木々の音や鳥の鳴き声に耳を
傾けているだけでたまらなく幸せな気持ちになってちょっと
泣きそうになるレベルのme&danna、自分たちに与えられている
人生について語り互いに感謝を述べ合う。
つまるところ、毎日が奇跡みたいなものなのさ。





