『ゴールデンカムイ』という漫画をご存じの方は
どれくらいいるのかわからないけど、現代マンガに
大分うとい私でも知っているくらいだからかなり
日本全国的にメジャーな作品なのではなかろうか?
明治末期の北海道を舞台にアイヌや昔の北海道の文化が
たくさん描かれているお話でこれを読んだらアイヌの
ことをもっと知りたくなる。
というか、北海道行く先々でアイヌネタっぽいものに
しょっちゅう出会うのでそのたびにダンナと
「これってゴールデンカムイじゃん!!」
と言いながら膝を打ちまくる的なかんじというか。



函館の元町にある函館市北方民族資料館でも
ダンナと延々
ゴールデンカムイがカムイがカムイがetc、、、と
語り続けた。とはいえ私は最初の10巻くらいまで
しか読んでいないものだから続きをいつか全読み
しないといけないって毎日おもってるんだけど
つい忘れている。ナウ。





厳しい自然を無理やり支配するよりもナチュラルに
自然界や自然の神々と共存する生活を選び営んできた
北の民、山の熊と川の鮭と海の鯱と他の動物たちの
恩恵を受けながら譲り合って生きているかんじが、
恵まれすぎてるけどそのぶん猥雑な現代の人間の視点から
するとスッキリとした生き方で学ぶべき点が多いことだなとおもう。











博物館には今は失われた貴重なアイヌゆかりの
品々がたくさん展示されていてなかでも独特の衣類、
装身具の数々はとても興味深い。とりわけ北方民族たちと
中国の清朝が交易していたというのも初めて知って
意外と文化的にもオープンな環境にあったというのが
目からウロコ。












とてつもない細かい字で描かれたアイヌ語の名前の地名。
一つ一つ書き込んだ昔のアイヌ郷土研究者の方
まじですごすぎて感動だし川にいちいち名前があって
それも驚嘆







2階は昔元々銀行だった時代のこの建物自体の
雰囲気が、高い天井や美しいレリーフやタイルから
味わえる空間となっているのでこれも一見の価値あり。
函館来たら行くべきマストスポット!


