さて、前回、前々回と
を特集してきましたが、現実的に現代社会に
生きる私自身としては、オーガナイズ能力も
管理能力もそう高くないのでライフスタイルは
簡略化されているほうがすこぶる自分向けだという
自覚が日々ありありなのである。
先日読み直した昭和の大女優、高峰秀子の
「にんげんのおへそ」というエッセイに
ちょいちょい参考になることが書いてあったので抜粋
けれんみなしの高峰秀子と松山善三夫婦を見習い
「人生の店じまい」に早めに着手すること。
とりあえず子孫はおらず二人だけの夫婦なので
気軽に去れる、動ける、というような準備は
いつもしていたいなと思う。
それから「生活を簡略にして、年相応に謙虚に生きよう」
という部分、彼らはおそらくそれはそれは豪華だったであろう
結婚当時建てた麻布の教会建築の家を「ブっ壊し」
かなりそぎ落とした「終の住処」を立て直すという
潔い作業を実行されたという。こういうのもいいなと思う。
無論大女優・秀子様とはちがいすぎるレベルだし、
まだいうほど老後というわけではないんだけど、
私たちもコロナ前にフランスの物件売却したりして
スッキリモードに方向転換、ライフスタイルを
ガラっと変えてみたりしたらこれが圧倒的に気楽で
楽しいのでこういう変化や思考の転換に対していつも
フレキシブルで前向きでいたいのよね、わかるわ~なんて
納得しながら読みまくった。
ところで、本を読みながらほぼ東京しか知らない
秀子様が実は北海道の函館出身だということに
改めて気づいて、今夏、私の大好きな街のひとつになって
しまった函館のことをちょくちょく思い出した。
きっつーーーい坂をはぁはぁなりながら
登ったり下りたり、新選組や函館戦争、土方歳三
ゆかりっぽいところでへぇぇぇとなりながら
立ちどまったり、
毎日ゴハンおいしいし天気は最高だし本当に愉快で
幸せな日々を過ごしたものだ。
冬はきっとずいぶん様子がちがうのかしら
なんてダンナと近頃またよく話している。
ある晩お散歩しているとき、素敵なお店があったので
ガラス越しに中をのぞきながらダンナとフランス語で
ちょろっと話していたら上の写真のテラスにいる渋い
ムッシューがYOUたちどこから来たの?くらいの
勢いで話しかけてきたのでしばしおしゃべりしてたら
実はこの店のオーナーで日本における
でいらした(・´з`・)
北海道いながらスペイン恋しくなったらこの店いくべしだYO!
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