フランスで入手簡単なもの、それはパン。
なので別におしゃれぶってるわけでもなく
起きたらクロワッサンとかパン・オ・ショコラ、
バゲットにジャムやバターを塗ってタルティーヌ




という食事が多いのはしかたないのだが、しかし、
この夏日本でダンナと大旋風を巻き起こした朝食ブーム
といえば、それは朝起きたら速攻うどん習慣。






しかも、うどんはうどんでも、
冷え冷えの冷やしうどんが夏の朝食には最高。


おもえば私の人生でうどんはわりとなめられてきた
存在だったかもしれない。実家で出てくる大根おろしの
釜揚げうどんだけは好きなんだけど、それ以外うどんの
イメージというと好き嫌い多いから中高の学食で食べられる
メニューが「素うどん」という確かワカメだけが浮いた
ものすごくそっけないウドンだけだったのもあり、
なんかうどんてつまんないな、、と感じ続けた歴が
あまりにも長かったせいもあろうか。
それからもうどんに対して特になにも感じぬままガラスの
10代、20代、30代がすぎ、、40代になったらある日突然
ウドンを女神のように崇める日がやってきたから
人生ってわからない。
しかもなぜかダンナも同時期に一緒に。。


一番最初のきっかけは札幌から関空に向かうとてもとても
大変な長距離移動の長い一日のこと、人生で初めて
丸亀製麺に行った日から始まる。
今まで何度となく見かけてきたのに、
うどんでしかもチェーンはちょっとね、、と長年スルー
してきた丸亀製麺の店に、遂に覚悟を決め自分の足で
降り立ち入店。(来る前に温泉のテレビで丸亀特集見たから)
その値段設定にもおいしさにも涙がでるほど感動したのだ。
お店出た後も感激でしばしダンナと無言で見つめ合いながら
駐車場に立ち尽くしてしまったほど。
麺のコシ素晴らしいし、天ぷらだってつけてもリーズナブルの極み




あまりに丸亀を愛しすぎた我々、
実家近くの店舗さえも初めてトライしてみた。
こんなにもちかくに、こんな夢のうどんが
いたというのに気づかなかったわたしたち、、
おバカさんだね!と互いに小突きあったり
ハイタッチしたりテンションあやしいでしかない日仏夫婦(・´з`・)

そしてまたある日は大阪、



暑すぎてたまらないけど、濃厚カレー食べにいこうよ、
ってバンブルビーなる本町のマニアックなカレー屋に
いってみたらちょっとあまりにも濃すぎだし量多すぎて
途中で冷や汗止まらずダウンないきおいに、、
これは、、
我々向けではない、、、



ちょっと、、真夏だし、、あんまり重いゴハンだめかもよ、、
と二人でぐったりなって翌日からはまたうどんの日々に
リターン。大阪は丸亀の店舗が近くにあまりなかったので
ハイパー行きまくったのは
朝の7時から食べれるので目覚めたらダンナと合言葉は
U ・D・ O・ N!
ベッドから飛び出て眉毛だけ書いて突っ走る。




そして、とにかく、夏は絶対冷やしうどん。
というか、冷やしうどんのほうが麺がきゅっと
しまっていてコシがあり、つるまるの温かいのは
ちょっとのびるのが早く凡庸な味わいに感じた。
実際一回間違えて温かいのを頼んでしまったら
冷やしのときより感動がうすかったのだ。

とりあえず今回わかったのは「日本の夏」に
冷やしうどんはむちゃくちゃ合うということ。
ダンナは後半カレーぶっかけにハマりすぎて
どんなランチよりも満足度が高いと絶賛、
夏の間ひたすらこれを食べ続けた。
こうして私とダンナとうどんは今やもう切っても
切れない仲となったというとびきり素敵な夏の想い出ひとこま(*´Д`)



