日本からフランスに帰宅する際の
パッキング時は毎回ダンナと
険悪ムードで互いにけんか腰である。
というのも、二人とも日本での買い物がすごすぎて
スーツケースの重量制限がまじで常にギリギリ
もしくは超過の一途をたどるから・・・
とりわけなんでもかんでも持って帰りたい症候群
の私に、ダンナが「かさばりすぎるからそれだけは
およしなさい」と毎回注意するのは健康グッズ。
でも、、
やめない。

このフォームローラーが家にあったら、
クオリティオブライフ上昇しまくる!
毎日こう背中ほぐして

わきばら筋肉リリースして

そしたら絶対人生変わるもん!!
と宣言してえんやこら必死で持ち帰り、、
ある日気づいたら
あれ?
いうほど使いこなせてないかも・・・
( ´∀` )
という素敵なオチ

というわけで、もう買い物というのは
絶対に絶対に必要で必須で使用頻度100%のもの
しか買わないようにしたい!!といつも思うのであるね。

そんなある日、私はいまさらガチなパリ市内の
しかもマドレーヌという超都心にいまさら
IKEA(イケア)ができていたのを知って仰天。
友達に速攻で知らせたら
「え?いまごろ知ったの?おそい」
って逆にひかれる勢いで浮世を離れすぎの
自分の情報キャッチおそっぷりにテヘヘである。

いちおう、イケアとは、スウェーデン発の格安大量家具販売店
で、世界各地に出店しており日本でも今や安定的地位を
得ているはず。パリの辺だと車じゃないといけないような
郊外にドデーンとメガ巨大な店舗がある、というイメージ
だったのでばりばりパリ市内の渋谷みたいなとこにいきなり
イケアあるってなかなか画期的だなと感動。そして
イケアといえばお値段安めでいるものいらないもの
100均ノリでちょこちょこ買ってしまう危険天国。
そんな店がすぐそこにはシャネルの店舗があるような
場所にできてしまう時代になったのも感慨深い。

私がこの界隈を散策していた日はそこらの高級ブランド
ショップはみごとに閑古鳥が鳴いていたが翻ってイケアは
大変な混みようであった。コロナ価値観って、トレンドの
洋服やバッグよりいかに家を快適にするかってそのほうが
大事だろうし。

内部にはイケアならではのリーズナブルなカフェ・
イートインスペースが併設されているので買い物嫌いの
ダンナにはコーヒーと菓子パンと本を与えてじっと
待っていてもらえるのもとても便利。

さて、買い物は絶対に絶対に必要なものしか
買ってはならない、と最近厳しく自分を律している
私ですから、なんだかんだ迷った挙句、この日は何も
買わずに終わり、、一晩考えて翌日また出直そうかな♡
くらいに思っていたら大統領がロックダウン宣言発布、
やぁ、なんだか本当にいきなりだなという感じで・・
というわけで結局あれからマドレーヌのイケアには
行けずじまいなのであった。。

とはいえなんやかんや家具系とかかさばるし重いから
メトロ乗って買いにいくよりイケアはやっぱ車で郊外の
大型店行ったほうがラクチンともおもうのでした。

