万年定員二名、2人だけでゆるく生きている
わたくしとダンナは一日の食事といえば
朝は軽く食べるなり、食べないなり
(起きる時間による)基本的には
ランチを外でガッツリ頂いてあとは各々解散、
というやり方が多く、フランスにいる時も
ランチがっつり外食して一日の主な
栄養摂取完了・以上。
というかんじだったのであるが
この数か月、ロックダウンにつき、レストランや
カフェがずっと閉まり続けているフランス国、
困った困った、と最初は不便で動揺もしたけれど
人間て意外と進化というか順応早いからなんやかんや
4か月もすると外食ナシモードにすっかり慣れてしまった。
そして外食しないとお金使わないんだなと気づいた。
でも来月からまたレストランたちが開くという噂である。
それもそれでめでたき!
下の写真はまだレストランたちがふつうに営業していた時代のもの↓

前回お届けしたCoucy-le-Château-Auffrique
クーシー・ル・シャトー・オーフリクにある
レストラン Restaurant La Pomme d’Or


たっぷりお野菜の添えられたローストポーク。
私には肉が多すぎたけど、育ち盛りのダンナ的にいいかんじ。

デザートがなかなかに絶品で、詳細忘れちゃったけど

白いメレンゲをスプーンでカシャっと割ると中から
トゥルトゥルとろける何か(←説明力が稚拙すぎる点sorry)
が出てきてそれがまたおいしくてダンナと
「なにこれゲキウマすぎやありまへんか!」
とだいぶはしゃいだ。

お腹いっぱいになったあとはお目当ての城塞へ!
入場時間は確か決まっていたはずなので
事前に調べるのがオススメ。




ここはクーシー城 Château de Coucyというお城で、
最初の最初は920年にランス大司教によって
この地に建てられたのが始まり。
1220年にクーシーの領主
アンギュラン3世 Enguerrand III de Coucy
が町を要塞化し、砦を建て、1380年には
アンギュラン7世が砦を宮殿に改造。











その後はルイ12世の即位から王家所有となり、
フランソワ1世が新たに館を加え城塞を近代化するも、
フロンドの乱、フランス革命などの破壊を経て
1917年の第一次世界大戦の折にドイツ軍によって
爆破され、、、と散々な目にあってはいるけれども
今それでもこうしてその片鱗跡地がしっかり残されて
いるのはやっぱり素敵。
日本語情報あんまりないんだろうなとおもいきや、
クーシー城歴史についてすばらしく詳しく説明されている






