フランス、ロックダウンの日々、
動かなきゃいけない時はもう仕方なく
底力出すけど、元々のんびりおこもりが
非常に好きだけに制限なしに家でゆるゆる過ごせるって
これはこれで最高だなとあらためて感動の日々である。
今までためてた読書やら映画鑑賞やらもやり放題なので
個人的におもしろかったものを記録、、今日はムービー、
まず1本目は、今をときめくシアーシャ・ローナンと
マーゴット・ロビーという注目度高め2大女優共演映画
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
昔からエリザベス一世やメアリー・スチュアート
関連映画はたくさん作られているだけに
今、ふたたびこの二人の話をわざわざ描くの??
と思いもしたが、基本的に歴史上の人物や出来事が
描かれた映画は大好きだからチェック必須。
メアリー・スチュアート役というと私の中では
英国の至宝女優ヴァネッサ・レッドグレイヴ
の演じた1971年のメアリー映画が印象深いけど、
(クイン・メリー/愛と悲しみの生涯Mary, Queen of Scots)
現代の若手だとこういう役はヨーロッパ古典的美形
シアーシャ・ローナン(下の写真左)あたりが手堅いもよう。
それからびっくりなのは通常ほとんどの映画で
「イケてる美女」として君臨しがちなあの!
マーゴット・ロビーがまさかのエリザベス1世を演じる↓
公開前にキャスティング情報を読みかじった時は
てっきりシアーシャがエリザベスでマーゴットが
メアリーかなと思ったのだが全然エリザベスっぽさの
ないマーゴットがエリザベスって!
メアリー・スチュアート自身は実在当時からフランス
宮廷帰りの美女との誉れ高かったと言われるが、
「そこまで美人でなかった」エリザベスを
現代的イケ美女のマーゴットがどうするのかと
おもったら結構がんばって勇気のいるメイクなどに
励み女優魂を見せつけていた。
エリザベスはかつらとるとあんまり毛もなかったらしい。
がんばっててえらい!と、同時になんだかそこまで
無理しなくても!とちょっと痛々しい。
あと、メアリー・スチュアートの人生を振り返る度
毎回必ず感じるのは、メアリーは男を見る目がない点。
「せっかく女王なのに、なんで一時的迷いで自分の
ような重要ポジションにありながらわざわざ
そういう男選んでしまうのかな?!」
という恋愛におけるツッコミ残念感がすごい。
歴史上うまくいかなすぎで有名なヘンリー・スチュアート
(ダーンリー卿)とメアリー↓
それからもう一人、メアリーといえば!
偶然にも翌日見たこちらは旬すぎる若手女優
エル・ファニング主演の『メアリーの総て』。
連日メアリー繋がりである。
メアリー・シェリーはゴシック小説
「フランケンシュタイン」の原作者。
若いとき、ケン・ラッセルの「ゴシック」という映画
見た時にあのフランケンシュタイン発明した人が女性って
初めて知ってすごく意外でびっくりしたっけな。
ストーリーは、19世紀のイギリスが舞台、作家を夢見る
メアリーが異端の天才ロマン派詩人と言われる
パーシー・シェリーと出会い、激しく恋に落ち、
互いの才能に強く惹かれ合い、バイロンとからんだり、
芸術家同志の魂がビンビン響いてメキメキ創作活動へ!
とおもいきや実際駆け落ちまでして一緒に生活しだすと
このパーシーという男はあんまり仕事しないし実は妻子は
いるしなんか借金すごいし妹と浮気もするしそうこうする間に
二人の間に生まれた娘は命を落とすし、と私生活色々悲惨である。
悲惨すぎてなんかもうこの怒りと絶望と悲しみを
小説にすべてぶつけよう、、ということで
あのとんでもない怪物を創り出す
「フランケンシュタイン」というお話が生まれたのか、、、
というわけでこれは失敗の恋愛を作品に昇華させる
ことができた貴重な成功例だなともとれる。
原題は『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』
それにしても連日この二本の映画をたてつづけに見て
強く感じたのはメアリー達とにかく男運悪すぎるからやっぱ
伴侶とかちゃんと見抜く目って大事だよなということであった。
さてね、映画ばっかり見てると運動不足になってしまいますから
ってんでお天気よければダンナとちょこちょこお散歩。
この日はパリのマドレーヌにある歯医者さんに行くというので
その帰りにまたお気に入りレバノン食べたい!とリクエスト、、
前回行ったときは真冬屋外テイクアウトすぎて
手と歯が凍り付き&手先不器用すぎにつき
様子をお伝えしましたが、この日は全く同じ
ロケーションだったけども、お天気ポカポカ、
余裕を持ち落ち着きながら時間をかけたらきちんと
完食でけた。かんぱいー
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