ある日、パンをばぐばぐかじりながら
おしゃべりしていたら
ダンナが突然しんみりした顔で
「最近ちょっと困ったことがあるんです」
とつぶやく。
What??



なになになんだべどゆことだべー??!!
慌てて聞いたところによると、
「最近フランスにいすぎるから、ついに
フランス語で夢を見るようになってしまった」
と。
なんで?それダメ?
と聞いたら
「夢見る時も日本語で見たいんだよね♡」
だそう。贅沢な男だなー。
「やーやっぱさーそしたら1日10時間くらいは
しつこく日本語読んだり聞いたりし続けてなきゃだめ
だからね?まじで」と、自分のお粗末仏語学習は棚に
上げてアドバイスしまくるヨメ。ダンナと話してると
なんだかいつもニヤニヤしちゃうことがたくさん!!

というわけで、私をニヤニヤさせる贅沢なフランス人男性と
またしても「フランスの最も美しい村」巡りツアーへGO!
リムーザンとペリゴールの境あたりの丘の上にある
という小さな村に到着。




この村のシンボル的見どころはこちらのサン・ロベール大聖堂。




スッキリとした石造りの内部も素敵だけど、
とりわけ素晴らしいのは大聖堂裏庭から眺める
こちらの景色。ゆるやかな丘陵地帯の広がる
5月末のペリゴールの緑はものすごく青々として
とにかく濃くて、しっとりを通り越してややじっとり、
イル・ド・フランスとかその周辺と全然色味や密度が
違うという緑トークを毎日飽きずにしていたほど。
気候とか空気の感じもやっぱりパリのあたりと全く異なる。







さすが「フランスの最も美しい村」だけに?
植物のアーチはとびきり美しいし、
止まっているクラシカルカーさえ
いい味だしててさすがだわ、、とうなる。





動物ラバーのダンナ、ひつじの群れに見惚れるヒトコマ。


こういうとこ住んでたら私たちだって馬や羊が
飼えるのに、というファンタジートークをする。
自分のしたい暮らしって一体なんだろう??
いろいろ思いついたり、考え込んだり、発見したり、
語ったり、旅行の時のテンションって普段と
またちがっておもしろい。




散策フィニッシュは外カフェでしっぽり。
コビトのおじさん、また来るね♡
「コギト・エルゴ・スム Cogito ergo sumじゃよ」
by コビト

