雄大で眩しすぎるオートピレネーの
でしっぽり氷河期気分を味わったあとは、
生クリームたっぷりのったケーキのように雲が
覆いかぶさる山々を眺めてうっとりしたり

ダンナと自然の偉大さなど語らいながら
ぐるぐるの峠を下山、ここからまたさらに
車を走らせる。
ああ、このネイチャーにくらべたら
私達ってなんてちっぽけなの?
というこの感覚は写真には全然納まりきらない
と毎度おもう。









次に訪れたのは自然保護地区にある
Réserve naturelle nationale du Néouvielle
オーベール湖 (Lac d’Aubert)
このあたりもしっかりキャンプやハイキング装備
しているハイカーをたくさん見たので山歩き山ライフの
人気スポットかもしれない。寝袋らしきもの持参の男女
も結構いて、山で寝るとか野宿的なことは私には一生涯
無理だなーと言ってたらもう寝はじめたダンナ↓
zzzz


それにしてもこの湖もまたなんだか
ものすごく神秘的で美しかった!
ふたりでぼーーーっと湖眺めながら
「あ、ここ、なんかに似てる・・」
って話していて、同時に思い出したのは
青森の恐山!!!
本当に雰囲気がものすごく
似ているのぜひ過去記事見てもらいたし。
↓
そんな話してたらまた「わーー日本行きたいーー!!」
とダンナと胸がぐるぐるしちゃって(渋沢栄一風)
ふたりでのたうちまわった。in Pyrénées♡













さて、また別の日に訪れたのは
アルジュレス=ガゾスト(Argelès-Gazost)
というこのあたりではやや大きめの町からほどちかい
アルシザン=アヴァン (Arcizans-Avant)という
山の上にある小さな村で発見した
サンマルタン教会Église Saint-Martin d’Arcizans-Avant。
ここはお星様の描かれたブルーの天井やら
ゴールド使いがとてつもなく魅力的で素敵。


フランスの教会や大聖堂などは基本的に
ゴシックなものが多いのだけれどピレネーには
ロマンチックでバロック調の雰囲気の所が結構点在していて、
「考えられないくらい自分好み」
な古い教会を探すのもこの旅のテーマだったのである。


教会芸術に惚れ惚れしたのちは、
アルシザン=アヴァンのレストランでランチ。


この日は朝からダンナに鴨のコンフィ
食べたいとリクエストしていたので
お決まりの鴨コンにしたが、
お店のマダムがプッシュしていた
「ポークのコンフィ」というのをダンナが
オーダーしており、味見したらそっちのほうが
おいしかった!私ってコンフィ好きね。

バナナキャラメル系のデザートもいいかんじ、
ピレネーあたりだと期待してなくても結構
なにかとおいしいものがリーズナブルにいただけて
ことあるごとにごきげんになっちゃうme&dannaである。


