フランスを代表する彫刻家、
オーギュスト・ロダン。



ピチピチ学生時代にデートなどで上野の
国立西洋美術館あたりぷらりとして見かける
「地獄の門」は威厳溢れてかっこいいなと
よく見惚れたものだが、総合的な印象としては
ロダンって、若き女弟子カミーユ・クローデルを
翻弄してメンタル的に参らせた悪いオジサンの
イメージが強めであるのは元祖プッツン演じたら
うますぎ女優イザベル・アジャーニの映画
『カミーユ・クローデル』を若いころに
たくさん見すぎたせいだろうか。
ううーーん

うううーーーん、と、ついでに考えるダンナもどうぞ♡



これらのロダン作品もれなく見られるこちらは



7月になって、世界からどっさり観光客がもどらない
うちにもう一回だけあの、集中力続かなくてギブアップ感
ハンパないルーブル美術館再訪しとこうよ!と
話してたのだが時はどんどん過ぎ、、
絶賛気合入らな過ぎ、、というわけでここはひとつ、
小ぶりミュゼ訪問に変更という流れの図









なつかしのバルザックきた↓

バルザック風ダンナ↓そうでもない?OK


現在、ここではピカソとロダンの作品が
コラボ的なことになっていて一か所にて同時に
2大巨匠の作品が拝めるという一挙両得な企画が
開催中。アートになかなかに疎い私個人的には、
このピカソ美術館となっている「サレ館」という
ルイ14世時代から存在している建造物を
がっつり拝見することがより魅力。









なぜこの屋敷をサレ(塩)館というかといえば、
元々塩税徴収官ピエール・オーベールが
建てた豪邸だからだそう。昔は塩ってそんなに
儲かりネタだったのか―、、と関心しながらの、
ピカロダン

クイズ、どこかにダンナがいるよ↓

ちなみにピカソ作品がものすごい好きか嫌いかで
いえば我々はそんなにそこまで大好きではない
方に属するだろうか。うってかわってピカソの娘
パロマ・ピカソのデザインするティファニーの
宝飾品の方が日本女子には身近かもしれない。
自分的にはエルサ・ペレッティものの方が
多いけど。

さて、館内巡りながら
「んーーーーー」「やーーー」「まあ。。」「・・・」
とピカソ絵画を前にしてつぶやいていたダンナが、


ある瞬間
「あ!僕この絵なら結構好きかも」

え?どれどれ?
あ、本当だ、あたしもイケる!
いいじゃんこれー、ピカソやるね!と話してた絵

でも描いた人の名前見たら全然ピカソじゃなかった笑↓

というわけで画風が好きか嫌いかで激しく分かれるかんじ。

個人的にこの日見たピカソ絵画の中で一番ほっとするのは、
『肘掛け椅子に座るオルガの肖像』 Portrait d’Olga dans un fauteuil
これはスパニッシュビューティーな雰囲気でしっとり美しい、、

と思いきやオルガはロシア貴族のバレエダンサーで
ピカソの最初の奥さん。同じく画家のモディリアーニの
映画の中では元スーパーモデルのエヴァ・ハーツィゴヴァが
オルガを演じていて、モデルってきれいだからって演技力
関係なく安易に女優もやりたがるものだよなと当時思ったね。

ちなみに、風水的に人の顔ががっつりこちらを向いている絵は
運気乱すからあんまり家に置かない方がいいというのを読んだので
自宅にうっかりアンティークの肖像画など飾るのも要注意。
かといって全然そのような予定はないが。
そんなこんなでいずれにせよそこまで大きすぎず集中力
持続範囲内で見学できるのでマレ散歩のついでなどに
立ち寄るのもオススメなピカ美でした!!

