ここまで来たらやっぱり神感を
だしてもらいたい
と、ダンナにリクエストしたら快諾
じゃじゃーん
「dou desuka?」by danna

毎日神々しみあふれるダンナがノンストップ☆
さて、わたくしという女はピレネー来たらやっぱり
ルルドも立ち寄りたいのよね、、というわけで、
ルルドはピレネー山脈のふもとにあるフランス南西部の
町で、不治の病を治癒するという伝説の奇跡の泉が
湧き出るカトリック巡礼聖地になっていて
世界的にもかなりの有名観光スポットです。






ピレネーではこの独特な色味の川によく遭遇するのが特徴。
あいかわらず奇跡感出てる!

ダンナ負傷中一緒に見てた、自意識過剰感にじみ出すぎ
ジュード・ロウ主演&オープニングはまさかの堂々
パンツ一丁姿な相当シュールでぶっとんだ設定の
バチカンドラマ「ヤング・ポープ 美しき異端児」にも
ルルドちょろっと出てきたりしていたっけね。
(撮影場所は不明だけど)




このドラマの冒涜感、いいの?欧米カトリック社会で
これ流して大丈夫なの??と、結構心配になるレベル
なのだが、監督が「グレート・ビューティー/追憶のローマ」
のパオロ・ソレンティーノだと後々知ってなんか納得。
って、私が納得してるだけでいいのか?まあいいとしよう。

こちらがルルド伝説の泉スポット。↓
個人的には函館から近いトラピスト修道院の森の奥にある
ルルド洞窟マリア様も絶景スポットで大好きです。
あーーいま、もう、北海道に死ぬレベルに行きたい!!


私にとってルルドの好きなところは、町中から
「聖母マリア様感」があふれ出ていること。
特にカトリックではなくてもマリア様って
西洋ファンタジーの結晶のような存在で
昔からなにかとすごく憧れビューティー。


さて、前回は毎度おなじみ「テンパりすぎて」
ほとんどお土産を買えなかったのですが、今回は
しっかり物色していろいろグッズをゲットできました。
残念ながら昨今、ほとんどのルルド土産は
「メイド・イン・チャイナ」のもので、
それはできたら避けたいから昔にイタリアや
ポルトガルで生産されていたであろう品物を
できるだけ探し出すようにトライ。








以前来た時は「ここは金土の渋谷センター街か?!」
というくらい世界中からの観光客で混雑しすぎていた
街の中も2021年の6月はガラスキでほぼ貸し切り状態。


ぷらりぷらりと散策していたら偶然見つけた、
ベルナデッタさんの生家!

ベルナデッタさんとは、ルルドの泉を一番最初に
発見した修道女で、カトリック教会の聖人でも
ある女性。下の写真左下白黒写真の人↓

ランチは「ローカルーっぽいものが食べたいなー!」
とダンナにリクエストしたところ見つけてくれたのは、、


こちらの

一瞬驚いたのは、メニューは存在しておらず、
出てくるものはもう決まっています。
まず、豪快な量のレタスにブルーチーズのっけただけサラダ。

レタスがすごく得意なわけではないダンナは
一瞬震えたが、食べきった。そしてこの料理の
やたらシンプルな大雑把感、、何かに似てるなーと考え始め、、
2 seconds later…
「あ、わかった!〇〇ちゃんの料理に似てる♡」とニッコリ、
ズバリ私のザッパ料理にかぶると断言。あーたしかに私、
こだわりゼロで食べ物ざっくり盛って終了とか多いあるね

次なるメインは、これがガルビュール
と呼ばれる、白インゲンやキャベツなどのお野菜、鴨や
ベーコンなどたっぷりのローカルな煮込みシチューのような
お料理なのですが、でっかいスープ皿でボンと出てくる。
しかも、外のテラスでいただくからみるみる冷めるのだ!

しかもさらに、ここのオーナーさんはものすごいおしゃべりな
方であられるらしく、テーブル周ってお客にいちいち色々話を
してくださって、それはそこそこ楽しい、だがしかし、
「えーそうなんですねー」「あーなるほど、あーウィー」とか
相槌うったり質問かえしたりなんだりしてるともう全然落ち着いて
食べれないのでさらにコチコチに冷めるのだった。最後には
ひえっひえで残念だったから熱々の状態で食べたい場合は
気合いれて訪れるべし。

でもオーナーさんのファンキーさが見れたのはよかったし、
また、大昔ルルドのあたりで差別と迫害に苦しまれた人々が
いたというお話を聞いたりして、現在、表面上ウキウキと
観光客が訪れる土地の下にある負の歴史的事実などなど、
なかなかディープなお話が伺えてとても勉強になりし
ほっこりタイムであった。世界平和フォーエヴァー!!

