前々回、
を書くにあたり、マクロン大統領の素敵な写真を
のせたいなと思いネットで検索してみたのだが、
そのとき、偶然に若いころのマクロン見つけて
結構びっくりしたのでそのびっくりをシェアしたい。
マクロンなう
私にとってエマニュエル・マクロンはどことなく
「サイボーグとっつぁん坊や」的な人である。
それは彼が３９歳という若さで大統領になったその日から、
訓練テクニックの賜物であろうか、あまり心のこもって
なさそうな台本読んでます感あふれる演説、何でも
そこそこそつなくこなせちゃう分、人間くささの
感じられない、かといって若いわりにはいうほど
ほとばしるフレッシュさもみられず、表情から仕草から
何からいまいち何考えているのだか掴みづらい人
というイメージから来ている。
幼少からずっとまじめで頭いいまま来てた
ガチンコのオタク優等生子供で、それが
そのまま成長したのだろうかエリートに
ありがちなタイプなのではないかと。
きわめつけ、１５歳の時に出会った、
「お母さんか？！」と誰もが一度はつっこまずに
おれない２４才年上の元高校教師が今のラブラブ妻の
ブリジットなのである。
これではどうあがいてもなんとなく
「若干マザコン？」「やっぱちょっと変わってるんだな」
とヒソヒソ思われてもしかたないマクロン。
ところがどっこい、ある日グーグル画像で見つけた
ヤング・マクロンは、意外なほどに、オタク感なく、
結構いいかんじにふつうにイケていた！！
なんていうか？想像以上に、若い一般的なフランス青年！
のぞめば遊び人にだってなれる、同世代のおなごと恋愛遍歴
たくさん重ねられる、そこらへんのパリのおしゃれエリアの
街角にいそうなふわっとした野性味あるきちんと雄らしい
若者ではないか！！首もあるし！
エリック・ロメールの青春映画とかにさらっと出てそう！
表情だって、おにぎりの型に押し込められたような
現在のかたくるしいとっつぁんぼうやと大違い、
そこそこ甘めで、９０年代のハリウッド映画とかでも
主人公の友人役とかでいそうなタイプじゃないですか。↓
ややもすれば、
ワム!の頃のジョージ・マイケルに
だって張れてるかもしれないスタンダード
ナイスヤングガイじゃないですか。
(脳内で流れ出すラスト・クリスマス♪)
ジョージ（左）↓
エマニュエル（まんなか）↓
下の写真の、高校時代ブリジットらしき女性に
接吻されている姿などにいたっては、、
がんばれば若かりし美しい大俳優クリスチャン・ベールに
だってかぶれるシャープ感じゃないですか。
若いクリスチャン↓
それが今、なぜそんな大幅に体型変化したとか年食ったとか
というわけでもないのにこういう雰囲気の仕上がりなのか。（４３才ナウ）
なんかちがう方向性の整形でもしたんじゃないかくらいの。
ル・マクロン
実際、マクロンの年齢はかぎりなく自分に近いし、
今時の各国セレブリティみても、私のまわりの40代も、
ダンナの周りも、きみらまだまだイケてんね！！
というレベルにもっと年上でも若々しい人がわりと
いっぱいいるからそれもあってマクロンの違う方向への
変わりっぷりが気になってしまうのかもしれない。
かといって、マクロンは決して「老けた」わけではない、
なんだか若い頃とは「別のひと」というかんじなのだ。
とりあえず、若いマクロンを見て思ったのは、素材的には
そこそこレベルのフランス男たち同様に、彼にはもっと
セクシーでワイルドで色気あふれる４０男になれる素質は
十分にあったはずだが、なんとなく長年にわたり２４個上の
ブリジットの保護下に安住しすぎてそういう元来
あったはずの年相応の雄のワイルドさが摘み取られて
しまったような気もする。
そして本人はいたって居心地よさそうである。
若いころのふたりと、なぜかブリジット
の方が若返る現在↓
マクロン自らブリジットに寄せてカスタマイズされたのか？
いずれにしても、ふたりの愛はかなり強めで
それはそれで大変めでたい。夫婦とは結局どこまでも
当人同士の問題だからお互いがすっごく幸せで
満たされているならそんなのは他人がとやかく
いう必要はまったくないので全然それでいいのだ。
お金はもう十分すぎるほどあるだろうからあとは二人で
どれだけ健康で楽しく長く一緒にいられるかだよね。
そんなこんなで、ブリジットとエマニュエルの写真を
ぼんやり眺めながら私は今日も人間の人生において
一番大切なものについて模索するのだった。
サンキューマクブリ。
ちなみに、マクロンはアミアン生まれですが、
母方の祖父母は私とダンナがよくバカンスに訪れる
ピレネーの麓の町バニェール＝ド＝ビゴール
の人だそうで、バニェールのおばあちゃんからは
「子猫ちゃん」と呼ばれていたそう。コネコマクロン。
それならばということで無理やり、こないだバニェールで
訪れた中心地にあるサン・ヴァンサン教会の写真のせとく☆
この教会すぐ近くにある、バニェール行きつけのベトナム料理
レストランは今回もテイクアウトとか、洋食続きの息抜きに
大活躍でオーナーさんの孫からも超なつかれていい思い出(*´Д｀)
