さて、デザートどうしようかな?
と話し合っているその刹那、
ここはパリ20区、、、
そういえば20区来たら行かなきゃいけない
って前からリストしてたケーキ屋があったんだな!!
と思い出す。
それはこちらの、

マイ・パヴロヴァというロシア乙女的
お菓子をつくっているというお店、
やや華やかな外観を期待したが、
店自体はうっかり通りすぎそうな勢いの
地味な地元商店風である。

何種類かあるパヴロヴァ、苺のものが
スタンダードっぽいけどあえてラズベリー
のものをチョイス。

とりあえず繊細で相当に崩れやすそうなので
大事に大事に抱えて持ち帰ったさ、、
で、帰宅してダンナとレッツ・ティータイム開始、
一応半分こずつ平等に食べようってことで
私のパヴロヴァもダンナのサントノレも
あえなく速攻で崩れ落ちた。でもパヴロヴァは
カシャっシャワっとしたメレンゲやクリーミーの
コラボ食感が噛みしめるたびに「女の子の夢」
みたいな味わいですごくすごくガーリー。

サントノレは円換算習慣夫婦の我々的に
6€の価値はないかなってなわりと普通の味。

前よく通ってたシャラントンエコールの
パン屋のサントノレとかのが全然うまいし
値に見合ってるし、ついでに言うならこの値段なら
特大サイズがもれなく食べれる、などなど
オシャレケーキ一個ごときで到底満腹にゃあ
ならない万年育ちざかり男子目線でレビュー語る
ダンナであった。さらに、きわめつけフィニッシュは
「全然足りないから僕フランビー食べるわ」
といってセールで爆買いして冷蔵庫につまっている
フランスのグリコプッチンプリン的存在Flanbyに

母がくれる大好物の黒ゴマアーモンドきなこパウダーを
がんがんかけて「ああやっぱりこの組み合わせ最高♡」
と言いながらものすごく満足そうに食べ始めた。

もしかしてなんだけど、
おしゃれケーキ的なものはダンナとじゃなくて
女子の友人とかと食べたほうがいいかもしれない。

