日本帰宅からほどなくしてコロナ患者となった
というわけで、日本から持ち帰った大量スーツケースの
最後の一個をどうにもこうにも片付けたい気が全く起こらず
そのまんまフタだけ閉めてパソコンの部屋の床に放置すること
数週間。。私より体力上級のダンナはみるみる回復し社会復帰
からの~しばし不在→数日後に帰宅してまだ同じ場所に放置されっぱ
のスーツケースを見て、温厚な人柄ではあるもののさすがに腹が
立ったのか、わざわざ書いて机におかれていた
メッセージのハート部分の筆圧に怒りを感じるみ、、

さて、コロナにかかってみてわかるのは、
特化した薬や治療などは特にないので、
検査して陽性とわかったら自主的に
在宅モードにして、もうただただ時間が
過ぎるのを待ち自力で治すしかないということ。
母が「AKB48みたいね」と言っていた私の
オミクロンBA5は、まず熱が上がって下がって
上がって下がってを繰り返し、あるころから
通常より少し高めの平熱を維持するように
なり段々落ち着きはするが、自分の場合、喉が
ネックで咳が止まらない時が多いのが辛かった。
それで、もうこれでもかというくらい色んな、
喉によさそうなウガイ、お茶、あらゆるキャンディ、
ビタミン、ショウガ、ハチミツ、などなど試して
みたのだがつまるところこういうのはかかって
しまってからではなく、常日頃どこも悪くない時
から予防的に生活に取り入れてなければならぬの
だなあと悪化してから気づくのだった。
というわけでだいぶよくなった今も友達から
もらったジンジャーレモンティーや喉の炎症に
効くというタイムのハーブティなどを意識的に
飲むようにしている。。純粋に再感染などを
したくない強い気持ちに包まれながら。。

ただ、ハーブティー習慣は素敵でとても
いいものだが、現在パリは恐るべき猛暑のさなかナウ、、
だけに、ゆるゆる温かいお茶を飲む雰囲気でもない。

そしてボチボチ外出などを試験的に再開するもしばしば
立ち眩みや猛烈なダルさに襲われるが、これがガチで
夏バテによる軽い熱中症なのか噂にきくコロナ後遺症
とやらなのかこれまた判然としない。そんなシーズン。
社会復帰訓練の一環として、クーラーのある友人宅を
訪問。パリあたりの家庭や小さい店舗はこの洗濯機
みたいに場所取る&うるさめのクーラーが主流らしくて

確かに涼しい、だけに、毎年悩むがこんなに
かさばるものを使わない時収納・管理する場所が
もったいないし大変だしなあ、、と我が家は
これ買う勇気はいまだなく、扇風機2台+ダイソン
空気清浄ファンで今年もがんばっている、、
最高気温37度で冷房なし、と日本の友人たちに
伝えると皆おののくが、それでも湿度がなくかなり
乾いているからなんとかなっている、とはいえ、、
ああ、でもやっぱ年々暑い日が増えている。。
こんなに夏が嫌いとなるといっそフランスの最北に
でも引っ越してみたりしてさ、、
なんてフランス地図など眺める。
ダンケルクなんかどう?とダンナにふってみつつ
各地気温調べるとブルターニュのサン・マロ周辺、
ドヌーヴの傘で有名な北西部シェルブールの
あたりはひときわ気温が低いようだった。
そうかといって、実をいえば冬寒いのも苦手だし、
何より冷え症で・・というワガママ体質だけに
慎重にいかねばならないだろう。
数日前にはこんなに暑くて苦しいのによりに
よってオーブンでチョコレートケーキを焼きだす
自分がいた、ガスとかオーブンやめたほうがいいから。

ダンナはダンナで
「この暑さ、僕はなぜかきもちいいんですよ♪」
と謎なことを言い出ししばしばヴァンセンヌに
チャリンコ訓練通い続け、、
久々見に行ったロロ・ダムールは自分専用の
冷え冷えシートでガン寝してたり、、

いろいろあるけどもがんばらないでいいなりに
そこそこがんばらないと、という気持ち。

