あまりにも世界的に有名すぎて、
そのタイトルを今までいやと
いうほど目にし、無論教養の
一環として一応は読まねば
ならないよなと思いながらも
結局あらすじだけぼんやり把握
したようなしないようなまま
到底読破にいたずらに人生の
時だけ経ったド長編小説
『ユリシーズ』(Ulysses)。


アイルランドの作家
ジェイムズ・ジョイスの作品であるが、、

こないだ、なにげなくジョイス関連の
ドキュメンタリー番組を見ていたら、
アイルランド出身にもかかわらず、
ジョイスが
「あえてイタリアのトリエステに住んでいた」
(1904年 – 1915年)ことを初めて知り、
ジョイス、なんでトリエステ?
と思ってるうちにトリエステにいきたくて
いきたくて仕方なくなった。

というわけでダンナに
「トリエステ行きたい」と提案したらば
最初はベネツィア経由というルートで
考えたがそれはダルすぎる、となって
一旦はあきらめたのだが地図よく見たら
スロベニアから国境越えて全然入れた。




結構久しぶりのイタリアです。
学生時代はなんやかんやイタリアや
イギリスってよく来ていたけど、
結婚してから近いわりにはわりと来ない。
で、そう、トリエステ来て思い出した、
なんだかイタリアって雑然としているのだ。
まあ田舎部そこまで知らないけど都市部は
フランスもそうだが大体ごちゃごちゃして
人も多いし疲れるというか。
でも今回はジョイスの足跡たどりに来たから!
なるほどなるほどこういう町か、、って
街の雰囲気や空気感みたいなのを漠然と
感じるのがもはや人生上の趣味である。




そう遠くないだけに、運河っぽい
風景はベネツィア風。
ベニスも若い頃はガチで
ロマンチックすぎる~!!と
ワクワクしながらよく行った。
今はもうオーバーツーリズム過ぎて
行きたい気分にならないのだが。。
どこか旅する時できるだけ人がいない、
さほど人気がなさげなマイナーめな所を
率先して選んでいるあたりに私とダンナ
の傾向と年輪を感ずる。
夫婦って、似るから本気で。



ぶらりと散策していたら
「あ!ジョイス来てたっぽい図書館」↓
(イタロ・ズヴェーヴォ知らな過ぎてソーリー)

ダンナに「ジョイスっぽく立って」
とリクエスト↓
ジョイス知らないけどジョイス感出したダンナ

10月だというのに、初夏かしら?
というくらい晴天高気温の
トエリエステ散策はまだまだづづぐ、、

