「そろそろ前みたいにアフリカ
とか連れてってあげたいなあ~♡」
と、ダンナからにっこりしながら
言われがちな昨今なのだが、、
「え、いいよ、、ぶっちゃけ香川県で
うどん食べ歩きとかで大丈夫だから!」
と丁重にお返しする。海外旅行って、
体力気力すっごいいるし。。。
日本来てる途端落ち着いた
お年寄りオーラ半端ないダンナ↓
と、最近村上春樹の旅エッセイ
「辺境・近境」をオーディブルで
聞いていて改めて思ったのだ。
そうなんだよ、旅って、
大変なんだよなーと。
そのエッセイにはアメリカ、
メキシコ、中国、モンゴルなどを
旅した模様がつづられていてどれも
これもあーーーわかる、わかるよ
その苦労!その気持ち!
そして春樹は言う、
「旅行とはトラブルのショーケースである」
って、もう激しく同意。
私も若いときからものすごく
たくさん旅をしてそれなりに
トラブルとか苦難あったし、今考えたら
危なすぎるでしょよく無事でしたよね?
というようなことを大量に経験した。
今まで、村上春樹の小説を読むとき、
「若干、ぶってない?」
「自分におぼれてね?」
と思いがちだったのだが、
この体験エッセイ読んだら、正直に
旅でいっぱい苦労して、正直に
その感性がいちいち楽しかった。
なんだ、イイヤツそうじゃないかよ、と。
(ソーリー春樹)
ちなみにエッセイによれば偶然にも、
春樹も香川県に赴いてウドン食べまくり
ツアーみたいのをしていたらしくて
(その章だけやはり突出して平和ボケして
いたのは日本だからだろう)自分もそれ
今月やってたホヤホヤだけにその章は
最も興奮しながら聞いた。
なんなら行く前に聞きたかった。
わかるーーーわかるよ!毎日ひたすら
うどん続きだと最後の方カレー食べたく
なるよね、などなど多々同意。
実際、ある日とうとうウドンを止め
インドカレー食べてウハウハなった
me&dannaがいたわけで、、。
ナマステ突撃・&
日本のナン、うますぎだろー!
たぶん日本のナンは絶対日本人向けに
アレンジされてる。インドのよりおいしい。
躊躇なく特大ナンをオーダーし
ウハウハを隠し切れない仏人男性↓
ついでにその店のインド人店長が会計時に
ダンナの日本語上手だと言ってきたから、
いやいやなんのなんの、あなたの方こそ
お上手ですよ!と日本の異人同士互いに
褒め合い謙遜し合いなんだかすこぶる
ハートウォーミングな瞬間を目撃笑
自らの置かれた環境で努力惜しまない
方々は立派でしかない。
というわけで、旅。
しなくてもいい苦労だが、自分的には
若い時にあらゆる点で何でもしといて
よかったよなと40代ですでに思う。
あれらの経験が現在の世間標準値より
フザけた自分像のベースを担ってると
おもえばただただ感慨深いかぎりだ。
と、同時に、最近は、昔のような
ハードそうなことはもうしないぞと
心の中でセーブしまくり。
といっても旅自体はやめてない。
たまに無性に「ガイコクイキタイ~!」
という気分にはいまだ十分なる。ただ、
昔のような破天荒なアドベンチャーなど
はもう勘弁ってことであろう。
とはいえ、一応生活圏フランスベースだけに
日本=旅
ということで、最近は日本旅行で
私としては十分なのだが、、
ダンナと昔よくやってた正月日本
ステイの初詣とか楽しすぎたよね、、
と思い出しながら遠い目、、
現在は戦争の影響でだいぶ上空遠回り
しているからパリ⇔日本のフライト通常
11時間が14~15時間など以前より
しんどい部分も多々ありで実際問題
げっそり疲弊するし躊躇するし。
旅や移動は自宅のソファーで
ダラダラ過ごせることに比べれば
それでも相当に疲れる選択といえよう。
でもやっぱりいまいちやめられない。
のは、実家帰ったりやっぱやること
日本で結構あるからってのもあるしなー
と考えながらワイン飲んだりして
今年もチョッパヤで過ぎ去る
1年を振り返ってびっくり仰天。
去年の今くらいってさ、
何してた?とダンナに聞いたら
「僕はバンコクにいました。」
と言われてうっっそお!
隔離病棟みたいなホテル写真が
印象的すぎたあの、、
あれってほんの半年前・・
くらいじゃなかったっけ、、、???
と、また時の過ぎ去る早さの実感でしかない
師走。365日が今たぶん2倍速くらいで
流れていってるんじゃないだろうか?
その点に関して唯一気になるのは
細胞の老化スピードとかを鑑みたら
これはちょっとまずいかも。
時間よ、止まれ!(ファウスト風)
でもたぶんこのノリこのまま続きそう、
さて、どうしよう。2023の予言
久々行ったお気に入り
レストランで寒すぎる日だったのに
出てくるもの全部冷えててガックリの
ダンナ、、こういうの来年も続きそう。
でも今年もむちゃくちゃ楽しかった。
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