薄暗いうちから
もぞもぞ起きだし、、
おはよう太陽!
いってきまーす!
sun&seaに挨拶して、、
和歌山県だけに
熊野古道あるいてあるいて、
どこもかしこも探検しまくる。
この日は新宮市のほうへ、、
ぷらりと散策すれば
なにげに世界遺産とか
得した気分✌
@阿須賀神社
数年前、その存在を鹿児島で
偶然知った、始皇帝の使い、
徐福のパークなんかもある。
小さいが、
横浜とか神戸中華街と
同じ香りの門構え。
こういうの見ると私は
無性に台湾などにいきたくなる!
当時、全然見てないけど
世間ではワールドカップが
流行っていただけになんだか
あまり知らないけど一瞬メジャー
だったもようの熊野速玉大社も拝見。
印象的だったのは、集団観光客の
おばちゃんたちがこぞって境内の
みかん売りの人からみかんを買い
まくっていたのでマネしたのだが、
後々気づいたら
別の店ほうが全然格安だった。
とにかく和歌山、
ミカンに困らないんだなと。
うらやましいぜーー
熊野速玉大社のお隣にある
新宮市出身・佐藤春夫の記念館は
開いてなくて見学かなわず、、
でも大丈夫。
この日私の一番の狙いは、
ここから車ですぐの所にある、
熊野権現が初めて地上に降臨
したという伝承をもつ神倉神社
であったから。しかしいざ
目前にすると、、
え、なんかすごい
石段、、それもそのはず、
伝説の御神体ゴトビキ岩は
天ノ磐盾(あまのいわたて)
という峻崖の上にあるだけに、、
そこに辿りつくのに石段五百数十段とか
あるらしいけど、まあ登るしかあるまい・・
と、途中まで登ったところで、
見なきゃいいのに、ふと後ろを
振り返ってしまったのだ、
(オルフェウスの気持ちとか
ガチで共感タイプ↑)
そしたらなんだか信じられない
くらい直角断崖絶壁風?というか、
うっかり落ちたら足滑らせたら
死ぬんじゃ?
というレベルの傾斜っぷりで、
やばい、眩暈、、そういえば私は
かなり重度の高所恐怖症。。
というのを思い出したら固まって
動けなくなった。
だだだだだだめ、もう無理、
怖い、これ以上無理、ダンナには
私はもう無理だからひとりで
お進みになってくれ、
と別れを告げて
瀕死のナメクジのように
岩にはいつくばりなんとか
降りようとガクブルで
キョドっていた、、ら、その時
シャキシャキ勢いよく石段を
上がっていらしたムッシューが
「おねえさん、どうしたんだい?」
と聞くので
「私、高所恐怖症って思い出して
怖いからやっぱり下りることに
したけどもう下りるのすら怖くて
いやになっているとこナウ」
と申したら、もうあと少しだけ
上ればそんなに急こう配じゃ
なくなるから怖くない、
一緒にゆっくり登りましょう!と
オファーされたので、ええ、、
もうあと少しというならがんばって
みようかしら、、とおしゃべり
しながら登ったら全然イケた。
来てよかったーーー!
絶景すてきー
ダンナが岩もちあげてるーーー(風)
たくさんのおしゃべりと
ぬくもりで私をエスコートして
くださったムッシューに
「もしかして妖精さんなのではありませんか?」
と聞いたらビッグスマイルで否定。
色んな意味で妖精っぽかったけど。。↓
ムッシューは普段は神奈川に
住んでいるけど故郷がこのすぐ
近所なのだとおっしゃっていて
地元のお話や神社に伝わるハードな
火祭や伝承、子供の頃ここは遊び場
であったことなどを語ってくださったり
とても貴重で楽しいひと時を過ごさせて
頂いた。
降りる時は一番険しき震え
スポットは裏道を通ることで解決。
その後はこのあたりのレディー
たちに大人気とおぼしき
イタリアンでおいしいランチ
をたいらげて、
ゆるゆる温泉で汗をながしーの、
ダンナとまたいかに今日も
楽しき発見の多い日であったか、
日本の奥深さがハンパない、
などなどたっぷり語らった。
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