ある日散歩中、
ふと目の前の
通りの壁を
見上げたら
あの!
スマーフェットが!
あの!
『民衆を導く自由の女神』
“La Liberté guidant le peuple”
的なことしてる壁画??!!
を発見しいたく
感銘をうける。
これのオリジナルは
19世紀フランスの画家
ウジェーヌ・ドラクロワ
による有名すぎるこの
絵画作品であり、↓
なおかつ、この絵の
中央にいる旗もった
女神がかぶってる
赤いぽよっと
した帽子、、
もしかして
何も知らない人
が見たら、
パリ2024オリンピック
のキャラクターは、、
赤いイカかエイか
はたまた鳥の一種
かなにかに見えは
しまいか??
と私は長らく
思っているんだが
これを店先でみかける
たびに掴んで確認
しがちなのだが、
この赤いのは
ずばり女神の
お帽子=フランス共和国
の自由象徴シンボル
であるフリージュ、
またの名は
フリジア帽
から着想を
得たものである。
で、キャラ名も
「Phryge(フリージュ)」
最初聞いた時は、、
そ、そうなんだ。。
という感じだった。
要はスマーフが
いつもかぶってる
白い帽子が
まんま独立したキャラに、、
というノリである
ついでに大阪万博の
マスコットの
ミャクミャクも
なにかがざわつく。
で、
最近それら色々の
ことをうんうんと
考え出したら
「あれ?
もしかして
あたし、ドラクロワに
呼ばれてる系??」
とひらめく。
かといってだな、
この女神の絵はおそらく
ルーブルあたりに
あると思うけど、、
ルーブルは巨大で
混んでいるから
私のようなフラフラ
した意識の女が
フラッと行くには
気合も気力もまにわない、
ってわけで
サンジェルマンデプレ
にあるドラクロワの
元自宅アトリエな美術館
に行っておくとするか。
ウジェーヌ・ドラクロワ
という名前は大学で
フランス文学などを
やっているとロマン
主義のあたりでガンガン
出てくる名前なので
昔から
あードラクロワ、
はいはいドラクロワ、
という感じではある。
あとドラクロワは
自画像などで
結構イケテル感の
ある人物としても
印象深いがしかし、
ウィキペディアで今一度
生涯おさらいしておこう、、
と、読んだらどうにも
あの、高校世界史などで
習いがち「ウィーン会議」
に出てくる大貴族タレーラン
が本当の父親説あるというの
を意外と初めて知って
わりかしびっくり。
てことは、、ウジェーヌの
お母さん、やったら
あかんやつや、、
でもまあこの時代そんな
話多いし、それ言ったら
一休さんだって天皇の
落胤といわれがちだし
ナポレオン3世だって
出自と血流あやしい、
というかそもそも
究極的な話、世界の父親
なるもの自分の子かどうか
1000%確証なくても
基本我が子として育てる
のが人類スタンダード
だからすごいことだよ
なあなどなど美術館の
庭園にて思いをめぐらす
平和なアフタヌーン。
ちなみにこの日は
ドラクロワなどの
ロマン主義絵画に
対抗したといわれる
アングルの作品も
結構展示されていた。
こちらは複製の
『グランド・オダリスク』
トルコにいきたくなる。
と、そんなこんなで
偶然スマーフェットからの
パリオリンピックキャラ
転じてドラクロワな
ゆるり5月のアートデイ。
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