ここ数年来私の圧倒的趣味といったらともかく
世界各国どこでもたくさん歩きつぶしてその国や街の
魅力をつぶさに拾い集めるための発見満載ウォーク、
すなわちお散歩。
これはある日ダンナとパリ郊外の
小町をお散歩した日のこと。
偶然通りかかった素敵な邸の並ぶ一角にて
さまざまなお邸などをつらつら眺めていたところ
バルコニーに裸婦像。
フランスっぽいわ。。
人んちで飼われている猛犬に
吠えられる率がダンナと私どっちがより高いかという
競争もよくしているわ。。
いまのところダンナのひとりがち♡
いろんなお家を観察しながら
特にそれといって引っ越し予定もないのに
どこに住みたいかとか
どんな家が好みかって
ダンナと青写真的にたくさん話し合うのも
二人で散歩中のとても楽しい行事のひとつ。
と、その瞬間われらの目に飛び込んできた
ある一軒のお屋敷、、、
ん???
んんん???
い・や・だ!
なんかここものすごい好みかも・・・・(惚)
まるで宮崎駿の映画の中で
描かれるようなつかしの洋館の雰囲気というか、、
おもわず小人の少女とか妖精とか
ワケありの美少女が住んでいそうな、、、
だめだここ、大好きすぎる!
特に庭のスペースのとり方とか緑の配合が最高。
まるで19世紀のロシア文学!(←イメージ)
ダンナとしばし柵にしがみついて
惚れ惚れしてしまった。溜息溜息。。。
好きだ好きだおまえが好きだ。。。
どう逆立ちしてひっくりかえって考えても
こんなでかい家現在の我々のライフスタイルにとって
まったく現実的ではないけども、こんな家を毎日
自分で手を入れながら工事したりメンテナンスしたり
してゆったり暮らす、、、それはそれは素敵だわ、、
もちろん決して現実的ではないけれど。。。
そして現在はヤバそうな落書きとかされていて
内部に注射器何本も転がってそうな勢いで
廃墟すぎだから修復に相当な手間と資金が
かかるでしょうけど、、
でもそれでもいつかここに住めたらきっと日々夢のようだわ、、
もう旅にも出ず日本にもいかずずっとここにいるかもしれない。
今のような適当な気持ちじゃなくてもっと真剣に
フランスに帰化なんかしてフランスに
骨埋める可能性すらでるかもしれない。。
色々妄想しつつダンナとどうしよどうしよわーー!
って
なって
近隣の不動産屋に情報収集いったら
この辺の人は皆あの家が欲しいけれども残念ながら
相続争いで持ち主決まらず長年廃墟とのこと。
あんなに素晴らしい邸宅がそんな理由で廃墟とは
なんともったいない、、
それを聞いてしょっぱい顔したダンナ曰く
「どうせなら僕たちにくれたらいいのにね、
タダで♪」
なんつってまたおめでたい妄想ほとばしるわれわれ
素晴らしい白昼夢を見ていたよく晴れた夏の午後。
チーン
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