映画『ラ・ラ・ランド』( La La Land)に
ハマりすぎで、滞在先のロスではすっかり
「ララランド病」に侵されていた私。
なんであの映画があんなに好きか散歩しながら
ちょくちょく考える。
理由は盛りだくさんだが、
まず、何より主演俳優ふたりの予想外に
高度で心地よいミュージカル手腕に惚れた。
売れないジャズピアニストのセブを演じている
ライアン・ゴズリング(カナダ人/36歳)という俳優は、今までの
個人的印象一言で言うと、ちょっとかっこいいめのサラっとした
近所のヤサお兄さん、みたいな、欧米にわりとよくいがちな
スタンダード白人男性的ビジュアルイメージが強く、いまいち強烈な
個性に欠け、へたすると若い頃青春orラブロマンス映画何本か出て
終わりそうな危うさのあった人で、いまでもそんなイメージはあるのだが、
実際の所は驚異的に体張って演技してくる信念の強さとド根性があり、
色んな映画で、激太りも、パンチパーマも、薄毛も、猛烈老けオーラ出しも、
筋トレも、無気力変態風も、無表情殺し屋も、100%怠りなく完璧にやりこなす。
ただ、一見地味めで(その地味さは例えばアル・パチーノがコテコテ
オリーブオイルたっぷりボンゴレロッソだとすれば煮干しだし素うどんくらいの)
ボーーっとした顔の造作と表情筋のせいで熱血ガンバッテル感が
大して伝わらないのだが、それもある種ライアンの特殊技能なのかも?
いずれにせよ地味顔と裏腹に演技と役作りに対する圧倒的こだわりの
深さと真剣さがハンパないのは間違いない。
そんな彼が今回、『ラ・ラ・ランド』出演、ピアニストを
演じるににあたり、ピアノを自分で弾こうというんで
猛練習したというのを耳にして、ライアンの
ガンバリ屋伝説さらに信憑性増す。
子供の頃からちょいちょい芸能活動しているし、
バンドもやっているというので音楽心があるとはいえ、
プロのボディダブル使えばいいのに、
あえて自分でライアン、
なんでも出来ちゃうライアン、
なのである。みごとなチャレンジャー精神。
あと、特に表情変えずこれまたさらりと息も切らさず
フレッド・アステアな雰囲気ぷんぷんの華麗なる
ダンスと歌も披露しています。
立派。
そんなライアンが一番上の動画で一人さみしげに
歌いながらもチャッカリ帽子で決めポーズ、
チャッカリよそのヨメ横取りダンスシーン、
の撮影ロケ地は偶然にも私とダンナがロサンゼルス滞在中
「海水に足を浸す健康法」
(疲れがとれやすくなる!)を行うためよく通っていた、
マンハッタンビーチとレドンドビーチに隣接する
ハモサビーチの桟橋だった。
ダンナに「ララランドロケ地連れてってーー」と
言いながら調べたらここよく来てるあそこじゃん!✊
てびっくり。?いやあハリウッドは意外と小さい??
ちなみに映画の中に出てくる
「ザ・ライトハウス・カフェ(The Lighthouse Cafe)」も
この桟橋の前にあったりする、が、外観は映画とはちょっとちがう。
それではまた次回の「ラ・ラ・ランド」思い出語りお楽しみに✋?✋
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