ヨーロッパに嫁いでからというもの
年中頻繁に教会を訪れます。
それといって教会がなにより大好き♡というほどでも
ないけどとにかくヨーロッパにはいたるところに教会が
あって、どんな敷居の高いところでも美術館と
ちがって無料で入場できたりしてしまうので
貴重な建築や古いものを扱うそういう場所は
マメに拝見するようにしているからでありましょう。
で、本当にいろんな国でいろんな教会や
大聖堂をしょっちゅう見てきているわけですが、
いまだに自分的に一番愛着があり、かつ
どこよりも絶対一押しラブリー☆と思うのは
リヨンのフルヴィエール大聖堂。
Basilique Notre-Dame de Fourvière
教会というところはヘタするとおどろおどろしかったり
(南米あたりはちょっとヘビーな念こもってて怖いかんじ)
なんだか全然関係ない者としてはあまり近づかなくて
いいかな、、というオーラを放つ場所もわりとありますが
フルヴィエールは白亜のロマンチックな外見も優しい
パステルな色使いの内部もすべてラブリー。スウィートな
精霊が息づいているようで何人もふんわり優しく受け入れる
静寂と懐の深さがあり、全体に乙女チックで浪漫な雰囲気。
なんでそう思うかって大昔この地で留学時代落ち込むと
しばしばここへやってきてはずいぶんと慰めてもらったから?
ついでに十数年前この留学先でダンナと出会って以来
毎日かなり幸福な暮らしを送っているから私にとって
リヨンやフルヴィエールでの歴史はまるごとそのまま
「縁結び」の象徴というかんじ?
柔和な色彩と煌めく豪華な黄金で
描かれた世界は神話やおとぎ話のようで
何時間見てても全然飽きません。
丘の上にあるのでリヨンの風景を一望できるのも
この場所の売り!リヨン歴史地区の一部として
UNESCOの世界遺登録されていますので
リヨンに来たら絶対訪れるべしマストスポット?
