ある日の南アフリカ共和国、
首都ケープタウンからのんびりドライブがてら
向かった先はハマナス(Hermanus)という街。
英語風にいうと浜茄子?ハマナス?ヘルマナス?
だけど私らはずっとフランス語風に
「エルマニュス」と呼んでいました。
どうでもいいけど。
道中、バブーン(アフリカン・ヒヒ)のハードな
置物があるガラクタ古道具屋発見!
この世の古いものはなんでもかんでもおもしろい✌
その後やってきたのはこの日のお宿。
ナミビアなどにつづき、アフリカ南部のほうでは
白人の経営するB&B的な、またはゲストハウス的な人様の
家的宿によく泊まります。今回は静かな住宅街にあるお家の
別棟のような部屋。バスタブがあったのは嬉しかったけど、
(冬だというのに)暖房がまったく効かず、外気温と完全
同じなんじゃね?くらいの冷蔵庫的気温の部屋で、夜はダンナと
ぶるぶる震えながら眠る羽目になったのがちょっと残念!
残念といえばもうひとつ、今回のケープタウン訪問
最大のねらいであったホオジロザメにも会えずじまい
だったのもションボリ事項のひとつである。
というのも、泣く子もちびるホオジロザメ・ツアー
はケープタウン冬限定の最大観光名物。
ずっと昔から何度もテレビで見ていたのでこれに
参加するのがちょっとした夢だったのだが、、
(だから今回来たのでね)
我々が到着する数週間前から、普段ならこの時期
じゃんじゃか出没するというホオジロザメたちが
いっせいに姿を消すというミステリー事件が起きており、
関係者もみんな原因がわからず困惑、
そんなわけで連日ツアーも決行ならず混乱、
みたいなかんじの謎めいた現象が起きていた。
数か所のツアー会社とギリギリまで連絡を
とっていたけど最終的に滞在中一度も状況は
好転ならず参加不能で終わったというわけ。チーン
それでもそこは起点の利くデキル男ダンナー!
サメがだめなら、せめてクジラ見に行こう!!
とひらめき作戦変更、ケープから約100キロくらいの
ところにある、ホエールウォッチングのメッカと
いわれるハマナスへ車を走らせた。
我々の人生はなにかとあらかじめプランB、プランC、
など次なる方法やら迅速な方向転換案と共にある。
これは若いころから必ずしも第一希望がうまくいかない、
緊急事態がやけに多いというシチュエーションと
つきあうライフをずっと二人で乗り越え経験
ふんだりしてきている私とダンナであるから
生まれた特有の習慣のようなものというかな☆
とりあえずすぐ次に行かなくちゃならないから
ヘコんだり途方に暮れてるヒマみたいなものは
あんまりない。もちろんうまくやれるときも
あればなかなかそうもいかないときもある、
よっていまだ常に色んな場所でいろんなことを
学び続ける日であることよ。。☁☁
そんなわけで、クジラさん、、ほんとに
あえるの???
と思い海をのぞけば、、、
チョローン
いーーーーるーーーー!
いともあっさり、
いる!
パシャー
Southern right whale
ヒレを水面に打ち付けたり、回転したり、
うねったり、かなり派手な動きをしてくれるので
相当感激したのだが、なかなかどうしてこれらの
瞬時でしかもやや遠方の姿をカメラにおさめるのは
全然簡単ではなかったなあ。
しかしこんなに元気いっぱい勢いよく動いて、
かつ、水面に顔を出してくれるクジラを見たのは
私もダンナも生まれて初めて!というわけで
じんわり感動の広がる素晴らしきクジラ体験でした