「もうさあ、なにをどっから、
どーかんがえても、
あたし向けの映画であるわけがないでしょう??」
と、ダンナから一緒に見ようと誘われた時は
おもわず肩をすくめながら呆れてしまった、
それくらい、それほどまでに、
ナメくさっていた近未来アクション映画
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)
なんだけど、、
これが騙されたつもりでちょっと見始めたら、、、
むっちゃっくっちゃ
おもろいのなんのって!!!
なにこの映画フザけてる!!ヤバすぎる!!最高!!
と大笑いして大感動、観た後はもうダンナとハイファイブ嵐
そんな『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
舞台がオール砂漠なのだけど、撮影地を調べてみれば、
これがナミビアのナミブ砂漠。元々オーストラリアで
撮影予定だったものの天候変化でイメージ合わず
ナミブ砂漠となったらしい。なので、我々にとっても、
今回ナミビアに行ってみようかなという気分が盛り上がる
最大のきっかけとなった思い入れのある作品でもあり、
ナミビア滞在中会話の7割くらいはマッドマックスネタ、
マッドマックス的シチュエーションの空想に尽きたといえましょう。
ナミブ砂漠最大の見どころと言われる
死の沼デッドフレイ(Deadvlei)へ向かうために、
四駆以外の車の人はみんな専用シャトルジープに
乗り換えて向かいます。そして砂丘近場で降ろされて、、
「適当に登ったり、歩いて見ておいで」と送り出されるのだが、、
もうこの時点で気分は遭難者。砂漠を歩くのって、、、
一歩一歩が本当に苦難なかんじで、スニーカーの中はすぐ
砂でいっぱいになり、足取りは重く、風が吹けば砂だらけ。
都会にいるみたいにシャッキリしたオシャレは到底できず、
というわけでわりと毎日ズタボロな、今は絶対友達とか
知り合いには会えないなっていうようないでたちの
自分であったことよなあ。
ダンナは世界全国スタイル変わらないんだけどね。
で、私のような万年運動不足は息ハーハー切らしながら
なんとかたどり着くわけだけど、デッドフレイは
やっぱり本当に素晴らしく神秘的で、まるで絵画みたいで、
ものすごく人工的に見えるのにもう100%とにかく
ナチュラルで、確実に見るものを圧倒する力を持っている。
一生に一度、ナマで見るのにどこがいい?って
人に聞かれたなら
「ナミビアのデッドフレイに行っておいでよ✌」
と誇りをもって言えるかも。
とりあえずしかしくたびれたので木陰の地べたに
座ってぼーーっとしていると、うちのダンナは
元気いっぱいの子犬みたいにせわしなく動く男
であるから砂丘駆け上がったり猛スピードで下りたり
なんか楽しそうにしていたね。
上のジグザグはダンナの足跡☆
こんな冒険のあとビヤがうまいのは間違いない。