村上春樹の有名すぎる小説
「ノルウェイの森」これを初めて読んだのは
おそらく10代の頃ではなかったか。
それも自分で買うわけないからおそらく
読書通の親切な友達が貸してくれたりしたのだろう。
そしてほぼ理解せぬまま終わった。
時を経て、、
2017年、母がなぜか送ってくれたので
今一度再読。やけに性描写が多いのだな。
そしてやっぱり世界的評価が異様に高い
理由はあまりピンとこないのだった。
なおかつ、数年前トラン・アン・ユン監督に
よって映画化されたときに、大変重要あろうで
役どころ・主人公ワタナベの想い人直子を演じた
菊地凛子のミスキャストな印象があまりにも強すぎて、
小説を読みながらさえひたすら凛子菊地の顔
と独特の喋りがちらつき続け、やっぱ合ってないよな、、
と何度もいまさら映画のキャスティングが気になり
集中できなかった。
(デザイナーが撮った映画みたいになってたし)
菊地凛子自身はきっとそれなりに魅力があろうし、
いい女優なのだろうとおもうが、「バベル」(2006)
という映画でへたに国際的評価を得てしまったためか
日本人の女優としての立ち位置というか扱いというか
使われ方が不明瞭。しかも今にも消えてしまいそうな
儚げな美少女というよりあくまで主観であるが私的には
頑丈で生命力溢れ骨太な不思議ちゃんオーラでがっつり
世界を股にかけてインターナショナルOKある種の
野沢直子的ファンキーなキャラの印象があり、
常に死と隣り合わせスレスレのとこにある
「ノルウェイの直子」のタイプではないというか。
ソーリーリンコ。
ところで、ノルウェイ小説の中で、精神に異常を来した
直子(※野沢ではない)が滞在していた京都の精神病院
は、ひょっとしたら下の写真のような、やけに白くて静謐な
修道院のような場所なんでないかと思い浮かべながら読んだ。
写真は南仏プロヴァンス、ゴルドにある
カトリック・シトー会派セナンク修道院
修道院を訪れる時は露出は控え目の恰好でplease。
本来ここは、ラベンダーが一面に咲きほこる時期
に来たならまったくもって夢の中かのような紫の
白昼夢的光景が見られたはずですが、、10月は
残念ながらラベンダーゼロ。。(ノД`)シクシク
修道院内はスタッフ?の
解説を受けながらグループで見学する形。
たまげるほどすごいのはこのやせ型長身で欲も
煩悩も一切なさそうな聖人オーラ溢れる
スタッフお兄さんが(※修道士じゃないそうです)
長大な歴史やら修道士の生活のことなどをまるで自ら
見て体験してきたかのように静かに、しかししっかりと
した口調でとちることなく語られること。
私だったら
「あれ、、、次何言うんだっけ?これもう話したっけ?」
とか絶対なるにちがいないだけに
この人の暗記力ハンパないな、と
それにばかり心を打たれた。
ところで、そう信心深くもなくどちらかといえば
欲にまみれた面もそこそこある私がこの修道院に来て
何よりも興奮、感動、悶絶したのは
「セナンク修道院付属お土産ショップ」。。✨
いろんな修道院ブランドのグッズ、お菓子、コスメ、
ご当地プロダクト、オーガニック、ナチュラル系、
などなど品揃えどれもこれも、魅惑的すぎて、、
そこらの土産屋よりはるかに充実していたのだ!
もうこうなると、ダンナなどが隣で
「時間ないからいきましょう」
といくら言っても駄々こねる5歳児、
くらいの勢いで不動。
や、駄々とかこねる数秒さえ惜しむ勢いで、
音聞こえないふりしてショッピング夢中だった。
結局のところ一緒にいた友人夫婦もかなり
買い物していたし、ダンナも最終的には
のっかった。ここで購入して一番気に入った
ものは「修道院メイドの体力増強52種の植物エキス」
Flexion
という健康ドリンク。
健康と美容によさそうなものにテンション
あがって仕方のない私はこともあろうか
一緒に飲もうね♪と楽しみにしていたダンナ
2週間の留守中に全部ひとりで飲んでしまった。
しかも帰宅して空瓶見られあっさり露見、、
2秒ほど文句を言われたけどオンラインで
買えるからまた近々買おうということに♡
役目的にはとってもおいしい養命酒?みたいな?
これ自体はアルコール・保存料はなし。
こちらは現在ダンナ愛用中オリーブオイル
シャンプー&ボディソープ
欲しい物たくさんあってあっというまに
50~60ユーロくらい使ってしまいます。
まだまだ煩悩いっぱい修道院のおもうつぼな自分である。。
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