少し前、柄にもなくものすごく
久しぶりにディズニーランド・パリに
行ってしまうという事件が発生me&danna。
(現在正式名称は「ディズニーランド・パーク」というらしい)
ダンナと二人きりなら士気は途中で失われ挫折したはずだが、
仲良しの友達カップル(ディズニー好き&近所)も一緒に
行けるというのでそれならば心強いね☆というわけで
ダブルデート風を吹かせて?ノリにのっかてみた次第。
私のディズニーに対する思いには幾多の変遷がある。
1983年に東京ディズニーランド開園、ほぼできた
当初くらいに親に連れて行ってもらったおぼえがあり、
本当になんて、なんて素敵な所なんだろう?!と
強烈に感激したものだ。あんなにキラキラした
場所って他にないなっていう。今に比べれば世界はまだ
全然グローバル化していなかったし、インターネットもなく、
欧米エレメンツも、それに付随する娯楽もいうほど日本に
浸透していなかった時代がゆえに、私のような昭和生まれは
いやがおうにもそこそこディズニーという存在の影響を受けて
育った人が多いだろう。
「ディズニーランド」と聞けばその甘い響きに心が躍り、
大きくなったら彼氏とディズニー♡という願望を
あたりまえに抱いていたし。
だから確か、薄れゆく記憶を遡ってみれば
10代後半のデートくらいまではまだまだ
神経初々しいだけにデートしてる事実にも、
ディズニーにも素直にウキウキしたのだ。
(ディズニー行った満足感のみでそのBFとはお別れる)
しかしながら20代入って気づけばこれがもう
スカっと合わなくなっていてね。( ゚Д゚)
最後にディズったのは、、そうさね、、時は流れ、、
確か14~15年前くらい?
交際間もないダンナと初めてディズニーランド・パリに
赴き、一応最初こそウキウキしながらやって来て、
しかし段々、なんだこりゃ?あっけにとられるほど
つまらないなと気づいたためもう二度と来ないでおこうと誓い、
あ、でもいやしかし、なんだったら東京ディズニーのが
パリよりはマシだと思うんだよね、
というわけでその後二人でTDLにも確認行ったけど
どうもそれもいまいちで、こりゃもう
ディズニーってもの自体が自分の年とか感性的に
ダメなんだなと確信した。
それから十数年後のある日、、だがしかしだよ?
しばらく食わず嫌いしてただけかもよ?
今ならディズニーのこと再び好きかもしれなくない??
と、なんでかちょっとなつかしい気分も手伝い
向かうこととなったわけだが、いやーよくわかった。
どうやら自分はこっち向けの人間ではない。
パリディズニーは、現在「ディズニーランド・パーク」と
「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」
に分かれている。スタジオは結構ハードなアトラクションが
多くて、そういえば私、ジェットコースターなど絶叫系
ダメだった!と来てから思い出し(迷惑な女)、でも友達や
ダンナはビュンビュン系乗りたいから、ということで
最後まで皆と一緒に列並んで、乗る時だけ抜けるっていう、
ナゾの保護者?のような動きを繰り返していた。
(寸前にサクっと抜けられる出口はちゃんと常備されている)
ちょっと、怖そうだけどあんまりにも
乗らなすぎもなんじゃない?と
なって下の写真緑の落下傘アトラクション
はそこまでキャーキャー系でなかったのでうっかり
試しにのってみたらあまりの怖さに愕然、(;゚Д゚)
そうだそうだ、私、落ちる、とか高いとこ行く、
とかそういうのダメだったと改めて思い出す。(きづけって)
自分的に好きだなと思ったのは
肉体的酷使なく、ほぼ映像だけで
エンジョイできる、
映画『レミーのおいしいレストラン』(Ratatouille)
とスターウォーズのアトラクションのみ。
私が人生に求めることってスリルよりファンタジーね、、
内装凝っててだいぶ惹かれたけど、
これまた絶叫させられるから寸前パスしたのは
Hollywood Tower Hotel (日本だとタワー・オブ・テラー?)
ゴシックロマンでいいかんじの設定のわりには
エレベーターを模した乗り物が高速で落下するだけらしい
っていう、客のニーズがそっちなのか?なんだか近頃の
ディズニーはグッズ販売や怖がらせることばかり特化して
いまいち文化としてのノビシロ不足してるんじゃないかと思う。
さて、ディズニーで私の行きつけといえば、
なんといっても「カリブの海賊」。
子供の頃、この世で最も恐ろしいものといえば東京タワー
の中にあった戦慄の蝋人形館と、TDLのカリブの海賊。
どちらも恐怖で目を覆ってばかりだったけど、前者は
ただただ足がすくみ泣くだけの怖さ、後者は不気味ながらも
同時にどこか惹かれるものがあった。外人の海賊たちの
荒々しいかんじや金銀財宝ロマン、きわめつけ「カリブ」という
まだ見知らぬ異国の響きとロケーション、人工的に作られた
なまぬるい熱帯性風の空気感などにおっかなさを感じながらも
随分好奇心をそそられたのだ。
自分てきっとそのころから外国好きかも。
しかしながら大人になって見直せば、海賊たちは本当に
せつないほどにハリボテの人形でしかないんだけれど。
さて、そんな「カリブの海賊」一番最後は
同名の映画にあやかってなのか?
昔はなかったはずの、
ジョニー・デップBYジャック・スパロウ人形が
誇らしげにワハワハ登場。
う!なにこの商業主義満載感!!
これ見た瞬間、ああ、カリブも私の中でもう
終わったんだな、としっかり卒業の決意がついた。
さようなら、ディズニー、
さようなら、幼き日の夢の国。
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