ものっすごく
若い頃に
ボーイフレンドに
「おまえ」と
呼ばれても
気にしなかった
かもしれない。
女子校育ちだし
むしろ一瞬
キュンくらいな。




でも途中から
え?
おまえにおまえと
呼ばれてもなんか
困るんだが?
とか、
なんだかそれ、
尾崎豊の歌
の歌詞みたい
でちょっと。。
という私に
なったかも
しれない。
というわけで
私にとって
「オマエ」という
ワードはいつも
少し時代がかって
いておもしろい。




ちなみにうちの
ダンナは
動植物や自転車を
いつも「おまえ」
と呼ぶ。
久々に帰宅して
リビングに置いてある
(自転車置き場だと
盗まれるから家に置く)
複数の自転車たちに
再会したとたん
超甘い声色で
「おお~おまえたちい、
おまえたちいぃぃ
元気でしたか?
あとででかけようねえ~♡」
バルコニーの植物にも
水をやりながら
「おまえたちい~
喉渇いてたんだねぇ~」
と呼びかけ、
子犬を抱けば
「おまえ~いいこですねえ~
おおお~よしよし」

旅先の城で犬に
つかまれば
「おお~おまえ~
どうしたのぉ~おまえええ~
こんなところで何をして
いるのぉ~??」


と、いうわけで
ダンナのそんな姿を
見る度
「でた、オマエプレイ」
と言わずにいられない
私がいる。





さて、うっかり城を
所持しても忍耐も
根気もないので維持が
一切できないだろう
けど城を見学するのは
大好きな私ですので、
南仏でも城見物を。
リュベロンと
モンヴァントゥ
の間らへんにある
サン・ディディエ
という小さな村にある
重厚な石造りの
テザン城にきてみた






大広間で
ダンナに
踊っていいよ
というと片足をあげた。


お城は素敵だが
掃除が絶対
大変だし暖房
利かなそうだ
なあなど毎回
庶民風会話が
ノンストップ
me&danna。



ミニチャペル

城の歴史は
12世紀あたりから
数々のオーナー
の手を経て
最終的に
水治療センター
になったりした
あとは長らく
廃墟化、
現オーナーが
改築修繕などして
今に至るという
かんじだったと
記憶。
同じく、ここでも
9月末のオフシーズン
のわりに老人観光客が
たくさん来場しており、
オーナーさんが
見学途中で皆の前に
現れ歴史説明をして
くれていたがひょんな
ことから私は気管に
なにか入って突然咳が
止まらなくなり、あまり
解説聞けずその場を去った
のが悔やまれるがいまだ
コロナの時みたいに
公の場で咳が止まらないと
すごく気まずい現象続行中。
でも確かこの城は
5月~9月いっぱいまで
しか公開されてないので
ギリギリ見れてよかった!

