若いころ私は古いヨーロッパ映画ばかり見て過ごしていたので
頭と嗜好の半分以上は断片的なヨーロッパイメージで埋まっているのだと思います。
当時とりわけ気にいって繰り返し見ていた映画のなかに
ツルゲーネフの小説をモデルにしたロシア映画
「貴族の巣」 A Nest of Gentry(1969)というのがありました。
ビザがめんどうでロシアにはまだ行ったことはないのですが、
昔から帝政時代のロシア貴族のイメージにとても魅かれます。
この映画はタイトル通りロシア革命前の貴族のお話ですが、
なにより気にいってた理由は作品の中のスラブ的自然と風土感の描かれ方が
当時の自分にとってものすごくツボだったからであると記憶しています。
とはいえ近頃すっかりヨーロッパ(フランス)的自然に
慣れきってしまったので今見直したらどう感じるかは謎だけど、、
なんにせよ島国の大学生の目からみたら素敵すぎだった。
そんなこんなで
「貴族の巣」の影響で
「スラブ的な自然」にふれることは
長年私の中で一種の夢のファンタジーだったのですが、
今回ブルガリアでまたひとつ夢がかないました。
昨日ご紹介したブリガリアの世界遺産
の周辺をダンナとお散歩することにしましたら
ちょっと下りたところに
かわいげなる森があり、
ここの色彩と光と緑のイメージは
私的にかなりの「貴族の巣」だったのでした。
現在ではもう使われていない廃墟。
解読不能な文字。
なんだかこういうすべてが私にとっては
「スラブっぽくて超カッコイイ」
フランスより少しばかりワイルドで獰猛な雰囲気の自然
正教会系の墓地
そしてもう
うざったいくらいにおしよせる
山々と緑と木々の数々・・・「自然」の存在感がはんばない国です。
最初はそこまで明確なモチベーションを持たずに
訪れてしまったブルガリアでしたが
結局のところ最終的にはこの国のもつポテンシャルに
してやられっぱなしでした。
なにかこう、
現代人が失いつつある
古き良きイイモノを
まだしっかりキープできている、
そんなイメージといいましょうか。
あんまりポピュラーじゃないから、このままあんまりポピュラーに
ならないで変わらないでいてほしいかもしれない。
最後は開店したてのレストランで
軽く朝食をいただきました。
早朝5時起き朝食抜き出発でかなり空腹だったので
こないだヨルダンで必死にありついた命のオムレツ並に
貴重な朝御飯でした。。。。あー食べ物ってありがたいし自然は最高!
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