うちのダンナを実際に目にした人々が必ず
口にするお決まり第一声といえば
「うーわー超やさしそーー!!!!」
である。
「かっこいい」「すてき」「よ、色男」などではなく、
なぜか男女問わずほぼ9割以上必ず「っやさしそうーー」、
友達から親戚、お店の店員さんまでほとんどの人が
こう言う。
ある日、日本にて、移動先までのタクシーに乗る
寸前、ダンナがその場で自分の携帯をなくしたこと
に気づき、ないないないないといつもの如くパニクる。
ダンナは年間通して不注意物忘れやパニック事件
をしょっちゅう引き起こすため、私は慣れっこ、、
もう一緒に慌てず冷ややかに傍観することにしているのだが、
ともかくドタバタしてもラチあかないから
「もう一度さっきまでいた場所を見ておいでっ!」
(返却後のレンタカー車内)
とダンナに言い放ちプリプリしながらタクシーの中で待機。
そしたらそれまで我々の数分にわたるやりとりを
黙って見ていたタクシー運転手さんから
「奥さん、、ですかい?
あの人、よく見ればものすごく
優しそうな顔してるじゃあないかね、
あんなに優しそうな人をあんまり
怒らないであげてくれ!
これ、自分からのおねがいですから!」
と懇願されてしまった。
でーーたー、ダンナが常軌を逸して「優しそう」
すぎるがゆえにまたしてもいつのまにか私が
悪役風立ち回り。。。この手の濡れ衣?
よくあって、なんならうちの親ですら実子達より
義理息子ダンナーのほうが穏やかで善良だと
思っている節さえあるのだ。
確かに私とダンナを並べて一見するとビジュアルも
態度も私の方がやたらと強そう、生意気に見える、
昔から数々のスーパー生意気冤罪疑惑をかけられ
まくっているだけにこれはヒストリー的にも
否定できない。が、しかしながら
それはあくまでパっと見た感じだけであり
夫婦関係としてはどこまでもフェアネスを
追求した関係性が実態、、にもかかわらず
世間の評価てっのはいつもこんなかんじだ。
それにしても一瞬しかダンナを見てない者までも
自動的に魅了してしまうダンナの放つ
「優しそうオーラ」おそるべし。
とはいえ、長年毎日毎秒一緒に暮らしている
私はダンナのあらゆる面を観察、熟知しており、
無論確かに優しいが、それだけじゃあない
ところもすべてに渡り把握している。
とりわけ、見るからにおっとりしてまるで
「やさしさの総合デパート」でも
あるかのようなダンナだが
無意識になった途端奇妙な寝言を連発、
場合によっては狂暴ですらある。
意識ある日中はまだよいとし、
なんといっても就寝中のタチの悪さは札付きで
数日前のある晩、遂に私、ダンナに
ベッドから蹴り落とされる事件発生。
OMG(# ゚Д゚)
その状況はこんなかんじ↓
暗闇の中、すでにダンナの眠っているベッドに
入ろうとした瞬間、私のテリトリー
(すごい端っこ数十㎝のみ)に入り込んでいた
ダンナの足に私の足がほんの少し触れた途端
「ケスキセパッセ?ケスキセパッセ??」
(何が起きた?何が起きた?)と仏語で
パニクり抵抗をはじめ猛烈な脚力で足を
ばしばし振り、私を押し出し蹴り、遂には落下、
真夜中床にどっすーんと尻もちついた。
あーりーえーねーヽ(`Д´)ノプンプン
「ねえ!落ちたんだけどーー!」と数回訴えたら
ようやく半分だけ目を覚ましたダンナが
あら?あら?どうしたの?覚えてないです、でも
ごめんなさいね、ウフフ、(目覚めると温厚)
みたいなかんじで軽く謝罪
(謝罪は彼にとって何の痛手でもない行為である)
そんなこんなで、あの晩以来寝ているダンナが隣で
妙な動きや声をあげるとドキドキする。。(´;ω;`)ウゥゥ
このように夫婦生活というのは日々いろいろあるのさ。
さて、写真はマヨルカ島北西部にあるイケてる小村、
デイア( Deià)。富豪で有名、ヴァージン・グループの
リチャード・ブランソン会長が別荘を所有していたり
数々の芸術家が好んで居住したりするものの、大々的に
メジャーなかんじでもない、ちょっと隠れた密かな
セレブ憩いスポット?のような村であるが、もうなにせ
この時オフオフのオフシーズン、なかなかに平和ボケを
極めた無人感をエンジョイできた。
この日一番おもろかったのは
バルコニーの隙間から必死に顔出すチビ犬ちゃん☆
アップ顔何回も見直す。。(*‘∀‘)
夜は宿近くのゴハン屋さん
Bocalto Tapas
Plaça de Weyler, 8 07001 Palma de Mallorca Spain
でちょいつまみ、ちょい飲み☆
スペインいたらツマミと飲酒がとまらぬ。。
3月くらいにマヨルカで合流しないかって今度は
友達から誘われてるけど、マヨルカ欲は現在満足MAX
満たされているのでそろそろ他のヨーロッパに行きたいかな、
でもこの島はきっとまたふらりと訪れること必至で賞★(*´з`)