現在では貫禄あふれる
安定のベテラン老女優、
というかんじでおなじみ
のフランス至宝大女優
カトリーヌ・ドヌーヴ。
彼女のいいところは
若い頃ほぼ「絶世の美女」
なのにそこまで痛々しく
若い頃の自分に執着して
ないとこだなあと老いて
以降の出演作を見て毎回
思う。そのへんふっきれ
ててかっこいいというか。
だが、とにかく若い頃の
カトリーヌの美の衝撃と
破壊力といったらもう
とてつもなかった。
私がはじめて
「シェルブールの雨傘」(1964)
という映画見た時の
ショックっったら!

その美しさは同じ人類
として衝撃のレベルで、
こんな美にどう立ち向かえば
いいのか??というかんじ
(実際フランス来たらこんな女性が
たくさんいるわけではなかったが)


ビデオに録画した
映画を何度も繰り返し
見直して中学生くらい
だったがせめて将来
フランス語はやらねばならん!
と思ったきっかけの
ひとつでもあったと
おもう。
(なのだがダンナ日本語が
有能すぎてその情熱は
もはや遠い過去のものに。。)
で、有名すぎる
このジャック・ドゥミ監督の
「シェルブールの雨傘」
の舞台がまさに今回訪れた
フランス、ノルマンディーの
コタンタン半島にある
シェルブール=オクトヴィル。
なので、訪れる前ワクワク
しまくった。でも同時に、
世界的に有名な映画の舞台
であるが実際はなかなかに
さびれた町だ、
というのをだいぶ前になんらか
のエッセイで読んでいたのと、
ダンナからも事前に
「シェルブール周辺の
コタンタン半島は自然などが
すごいけどシェルブール自体は
大してみるものない街らしいよ」
と聞いてましたので期待は
半分以下くらい。
んで、
きてみたーー

ええと、きわめて
ふつう?というか、
ジャック・ドゥミ映画の
ようなポップ感は特にない。
映画のこと、町全体で
すごい推してます!という
雰囲気も別になく、
それといった特徴はそんなに
ない地味な港町である。


ドヌーヴ扮する傘屋の
娘ジュヌヴィエーヴと
リッチな婚約者
ローラン・カサールが
歩いたであろう港町こんなか



唯一、傘を推してる
ショップ兼工場が
あるのがこの町が
「あの」シェルブール

であるというせめてもの
アピールポイントであろうか。



丁寧に傘を作っている
会社です!という
かんじでよかった。

お傘のお値段相場は
200~300€とかその
くらいだっただろうか?
ビニ傘大国日本出身の、
なにかとすぐどこかに
傘を忘れてくる私ら
には手が出ない。
というかそもそもフランス人
まじめにそんなに傘をささない
国民なので需要はたぶんリュクス
業界限定なかんじかもしれない。
ウッカリ天然大王ダンナーに
これを持たせたらおそらく
1時間後にはなくすであろう・・

というわけで
見物のみで堂々終了。

とりあえず、
北の方だしシードル
のみながらガレット
食べよう。ってことで。
パリは猛暑の日だったが
シェルブール寒いのなんの
で私はこのあたりから外席の
寒風にさらされ体調を大幅に
崩し始めた淡い思い出。


おかずガレットと
甘いクレープ

わたしってスミレ味の
アイスクリームが
やっぱり好きだなと確認


とりあえずこの日々以来
なにかと毎日
口ずさみまくって
自分的インプット
いいかんじ。
