ダンナにとっての
「おふくろの味」
といえば日本の母の
ビーフシチューだそうだ。
とにかくどのお肉の部位
でどこまでお肉がほろほろ
に柔らかく煮込めるかと
いうのが永遠に勝負という
かんじで毎回研究と
こだわりがすごいのだが、
うってかわって私は
そんなにお料理に
こだわりがない、
というか、なんなら
びみょーな方な気すらする。
で、びみょーな
ラインである自分が
びみょーなゴハンを作る
よりはじめから上手な人の
お料理を食べている方が
安心なような気がする。
ダンナもそんなかんじで
つねに同意だ。
だいじょうぶだから!無理
はしないで!
と、よく言われるし笑
ある日
「今日はブフ・ブルギニョン
(ビーフシチュー的なワイン煮込み)
て気分だなあ~~だが
しかし自分で作るとなると
大変そうだなあ~」
で、ぶらり12区
へ向かう。
ちょっと出遅れたら
もう行列ーー

パリの12区って
バスティーユ広場などは
近いけどそれほど観光地
じゃない部類なので行列
するんか??と意外だが
ラーメン屋なみに回転が早い
のか10分くらい待ったら
席につけた。私達は待つの
嫌いですぐ食べてすぐ
去りたい派だから今度から
絶対12時開店オンタイムに
GOやなと話し合う。
メニュー形態は
パリに何店舗かある
にプライス設定もチョイスも
よく似ていて、とりあえず
とてもリーズナブルなのだ。

ダンナはステーク・フリット、
私はブフ・ブルギニョン。
ブイヨン系列の店より
心なしか料理の味が丁寧
な気がした。
ダンナはうらやましかった
のか私の牛肉に結構
手を出してきた。

デザートはこれまた
フレンチ定番な
チョコレートムース、
これもなかなか
ちゃんとおしいくて
しかも驚きの2.5€の
わりにしっかり量もありで
ダンナはこれもっと食べたい
とさわぐので次回は2個たのむ。

