昨日のラクダ記事つづきです。
ヨルダン砂漠、ワディ・ラム保護区 Jordan Wadi Rum Protected Area
を
ラクダにゆられてえんやこらさ~
このままどこまでもいけちゃうのかしら、、、、
とおもいきや
途中でおろされる
外国でのツアープランはいつでもどこでもだいたいダンナにまかせっぱなしなので
私はいまいち流れがよくわかっていないのですが
ラクオとラク子とは
どうにもここでお別れらしい
たぶんこれからしばらく私の人生
ラクダにふたたびのる機会はそうないとおもいますが
あらためて、優しい目をした
素敵なアニモーたちと出会えて幸福であった。
おまえたち、幸せになっておくれ!
このあと我々は
砂漠の民のジープに乗せられ
どこかへ連れ去られる
というのはウソで
とーーーても心優しい好青年ベドウィン族のガイドさんと合流しました。
お名前失念してしまったのですが
ガイドさんがジープで連れて行ってくれたのは
またしてもインディジョーンズ風の「シーク」
シークとはたぶんアラビア語の峡谷だとおもいます。
こんなかんじの谷と谷の狭間的なとこにくると「シークだよ」
とよく言っていたように記憶しているので、、
このシークには古代人の落書きが!びっくり。
でももっとびっくりなのは偶然ここで出会った
自称「お金ない」と称する冒険グーニーズみたいな
西欧のヤングボーイズたちがこの谷の間で今夜野宿するかもしれない、と
言っていたこと、、、
絶対 寒いよ、、、、
3月のヨルダン、なにかと冷え込み厳しいので
これから行かれる方は気をつけて!(かといって夏は夏で相当灼熱らしい)
その後われわれは
砂漠にポツネンとある
テントに連れていかれた
ガイドさんがなにやら
「ちょっとまってて」
しばし待っておりましたら
おランチざました。
「僕はあまり料理が得意じゃない」と宣言し
トマトとキュウリをざくざく切ってスーパーのフムスとかクリームチーズみたいのを
だしてくださる。
なにがすごいって、、、
ハエがすごいたかる!
でももうなんだかこういう極限状態にあって人間は贅沢とか考えなくなるのです、
食べ物とお水いただけるだけで十分貴重ですし、
ハエにたかられても私出されたものガツガツといただきました、
そしたらそれを見ていたダンナがうっとりと
「OO(私)もほんとに成長しましたね、、、うれしいぞ♪」と申しておりました。
昔はそういうのだめだったから、、
でもアドベンチャー経験重ねると肝がすわってくる、
それは確かです。
私の様な世俗的で軽薄な女がいうのですから間違いありません。
というわけでトマトとキュウリとパンでお腹いっぱい。
で、
お腹いっぱいだから
ちょっと一休みしたいんだけども、
今度はガイドさんが自分のお気に入りの砂漠山に連れていく、というので
つれていってもらいました。
「じゃ、のぼっておいで」
と言われほっぽりだされる
お食事直後になんとハードな、、、
誰もが存じているとおもわれますが
砂漠というか砂場を歩くのは通常の倍以上の労力がかかります。
なので登砂山というのは相当なヒーヒーハーハースポーツでしてね、、、、
ひと山のぼるだけで息も絶え絶え、、、
ところがダンナはまたあれだ、
「ぼくもっと上いきたい♪」
といってどんどんすすむ
すすむ、、、
それにしても砂というのは粒子が非常に細かく、
目や口にはいって大変なものではあるのですが
風に吹かれたりしてさらさら流れるよう時はまるで水のように芸術的で
息をのむほど美しいものでもあります。
しばし砂の美しさに見惚れていたら
ダンナ登頂成功
この後すっごいダッシュで降りるから動画撮ってと頼まれていたので
とりあえず撮りました、そのうち面倒でなければ動画編集してのせたいと思っています。
やーたぶん面倒かな、、、
そして次に拝見したのは
これまた古代人の落書き?
あまりちゃんと聞いてなかったけどナバテア人が書いたとか言ってた気が、、、
とりあえずいつの世もラクダは象徴
そしてまた次なる場所へと移動するわれわれ、、
こちらは吹きっさらしでかなり寒かったジープ、顔は常に風と砂まみれ、
化粧もなにもすっかりはげおち、髪も砂にまみれるのでごそっと束ね、
もはやおしゃれとかトータルバランスとかどうでもよくなります、
生きるだけで精いっぱいっていうかな、、
あげくにダンナのフリースと薄手のダウン借りて
全部で服5枚くらい着てモコモコに、、、それでも相当寒かったです。
なのでこれから行かれる方、
特に冷えやすい女性はとにかく防寒着たくさんお持ちになって!
そんなこんなで砂漠ツアーまだつづきます、、、
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